今日は奥さんとふたりで北広島町大朝に行ってきました。
国の天然記念物テングシデの群落、数年ぶりの訪問です。
イヌシデ(カバノキ科)の突然変異種で、枝や幹がクネクネと不思議な形に曲がり、独特な風景となっています。
普通、突然変異は一代限りで終わるのだそうですが、この一帯だけなぜかこの変異が代々受け継がれ、群生しているのです。
「この木に登ればテングに投げられる」
「この木を傷つければテングのたたりがある」という言い伝えがあるそうです。
この木の突然変異の群落は世界中でもここしかないそうです。
ここの地場のエネルギーのなせる業なのでしょうか?・・・
まわりの木々は紅葉がはじまっていました。
私が一番好きなのは、駐車場からテングシデの群落に向かう歩いて5~6分の坂道。
小川のせせらぎの音と通り抜ける風が非常に心地よく、心身ともに清められる感じがします。