気の向くまま日記

広島の気功整体師の日常から~
日常の生活のなかで感じたこと
日々の写真、食べ歩きなど気の向くまま綴っています。

上下町 白壁のまちをあるく

2021年03月09日 | 観光、行楽、旅、紀行

上下町のシンボル的存在の教会と白壁の道

旧財閥門倉家庭園から見た教会の塔



旧財閥とか江戸時代の天領とか、歴史の重みを感じさせる文字がたくさん並ぶ町です。

かつて賑わっていただろう街並み

上下歴史文化資料館ではここに来なければ知ることのなかっただろう、展示による文学者さんとの出会いがありました。

KATANAとありますが昔のパン屋さん

商店街のはずれに瀬戸内海への流れと日本海への流れを分ける、分水嶺が。
町の中に分水嶺があるのは大変珍しいとのことで行ってみましたが、この看板だけでした!
チャンチャン♪

翁座。大正時代に建てられた現存する木造芝居小屋では中国地方唯一のものということです。

入館料200円を払って入ってみました。

係りの方が詳しくこの建物の由来を説明してくださいました。
平幹次郎さんや萩本欣一さんもかつてこの舞台で公演したそうです。

天上の板は屋久杉を使っているとのこと、昔のこの地方の富豪は豊かだったのです。
今は市が保存にお金を出さないので雨漏りがしてこれからどうなることか、とボヤいておられました。

今は♪、もう、、動かない・・・フイルム映写機

かつて銀山街道の交通の要衝であり、江戸幕府直轄の天領として栄えた町。

今は広島県民には、お笑い芸人アンガールズ田中の生まれ故郷として認知されている町(笑)

バス停のサビの色、盛者必衰の理をあらはす・・・

しかし、この街を歩いているとき、何人もの地元の老若男女が「こんにちは!」と明るく声をかけてくれたことに感心しました。人の繋がり、ほっこりと温かさを感じる町でありました。

これからは都市の一極集中ではなく、地方の豊かさを取り戻す時代になることを祈念します!