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世界の雲行が怪しくなり始めたー決戦の日は間近?

2025-06-20 11:34:00 | アラカルト

昨日、エントリさせていただいた、「後期高齢者4人」。
そのうちの一人、米国のトランプ大統領がイランに対する軍事的行動容認、という動きを示し始めている。
BBC NEWS:トランプ氏、イラン攻撃計画を「承認」も最終決定は保留と米メディア攻撃の応酬やまず 

見出しだけを読めば、最悪な状況回避のための交渉を続けるのでは?という期待が持てそうな感じだが、決してそうではないようだ。
讀賣新聞では「期限1秒前に決定を下すのが、好きだ」と、したり顔で話している、という記事が掲載されている(有料会員記事の為リンクを貼ることはやめさせていただいた)。
トランプ氏にとっては、何気ない言葉なのかもしれないが、受け止め方によっては「イラン・イラク・パレスチナを、弄んでいる」と感じられる言葉でもある。
と同時に、「状況を見て勝馬に乗りたい」という、トランプ氏の本音のようなものも感じ取れる。
残念ながら、「勝馬に乗る」ということが、トランプ氏の本音なのでは、無いだろうか?
しかも、米国には被害を及ぼすことなく、自分の名誉を傷つけたくない、というより本音が透けて見える。

このような状況になった時、トランプ氏は日本にそれ相応の金銭的負担だけではなく、人的負担を要求してくるだろう。
これまでのトランプ氏の発言を見て見れば、暗に想像ができる。
現在この問題に関与しているのは、当事者であるイラン・イラクだが周辺諸国もまた巻き込まれるだろう。
そうなれば、パレスチナの問題も絡んで、より問題が複雑化し、「ジェノサイド」と呼ばれる「集団殺害行為」が、公然と行われるだろう。
それが、新たな難民を産み、欧州を中心に大混乱が起きるのでは?と、最悪な状況を想像してしまうのだ。
場合によってはこの混乱に乗じて、中国が何等かの行動を起こすかもしれない。
となれば、世界はますます混乱し、ビジネスだ!経済だ!などと言っている場合ではない。
戦争というモノは、そのような側面を持っていることは、過去の大戦を見ればわかることだ。

このような状況に陥る前に、手を打つことができる役が負えるのは、おそらく日本なのでは?という、気がしている。
一つは,地理的関係。もう一つは、日本の憲法九条の精神だ。
今年は「第二次世界大戦終結」から80年という節目であり、「戦後80年」ということは、日本は80年間戦争に関わることが無かった、ということでもある。
米軍が駐留をしているのだから、無関係ではないにせよ、日本が自衛隊を戦禍に送り込むということは無かったし、「戦争を知らない子供たち」が、80年続いている、という事実は大きいと思う。
それを支えてきたのが、憲法九条があってのことだ。
日本における最大の危機は、この状況において日本が和平のイニシアティブをとることなく、米国の言うなりに参加してしまうことだ。
そうならない為に、政治家は一生懸命に考え、世界の舞台で「平和維持」の重要性を発信し続けて欲しい。



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