日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

波乱の幕開け2024年

2024-01-05 20:09:14 | 徒然

昨年の大みそか、実は熱田神宮へ半年に1度の「大祓(「おおはらえ」と読む)に、出かけてきた。
拙ブログに来られる方の中にも、地元の古い神社等で行われる「大祓」に行かれた方もいらっしゃるのではないだろうか?

ところが、「大祓」に行き、「厄除け」のお守りに、御札を購入し帰ってきたのだが、どうも帰宅してから、ゾクゾクと寒気がする。
どうやら風邪をひいたらしい。
「大祓」に行って、風邪を拾ってくるというのは、年末から年明けにかけ、アンラッキーだな~と思いながら、昨日まで寝床で生活をする羽目に陥ってしまった。
発熱はしていないのだが、タンが出るし、咳が出るという状態。
とにかく、人混みに行かぬようおとなしく「寝正月」を決め込んだ。

そんな時、1月1日の夕方能登半島沖を震源とする震度7を超える地震が次々を発生。
被害状況を見ると、立派な黒い屋根瓦をのせた家々が無残にも崩れ去っている。
確か、阪神淡路大震災の頃から「屋根素材は軽いモノを選ぶ」ということが推奨されてきたと思うのだが、おそらく阪神淡路大震災以前に建てられたモノなのだろう。
元々地方で限界集落に近い状態のまちということを考えれば、今回の震災は「まちの復興そのものに影響を与えるのでは?」という、気がしている。

昨日になり、岸田首相が40億円の災害復興予算を計上したが、果たして40億で足りるのだろうか?
と同時に気になったのが、石川県選出の国会議員さん達の動きだ。
公人である国会議員さん達は、市井の私たちと違い、大きな権限と発言力を持っている。
特に、「裏金問題」で渦中の人物となっている森元首相は、石川県出身だ。
いくらご高齢で、石川県外の老人施設に入っているとはいえ、その影響力は「安倍派」の中でもそれなりにあるはずだ。
「裏金問題」捜査終了と同時に、裏金分全額を匿名で出すくらいのコトはしてほしい。

もう一つが、被災地に向け救援物資を届けようとした海上保安の飛行機とJAL便の接触・炎上事故だ。
一つの災害や事件をきっかけに、次々と事件や事故が起きる、ということは少なくない。
JALに搭乗していたお客さんは勿論、乗務員全員が逃げることができたことは、日ごろの訓練のたまものだろう。

そんな中、一人だけ助かった海上保安の機長に対して、メディアを中心に「つるし上げ」のような報道が続いている。
徐々に明らかになってきているのは、管制官もJAL側も海上保安機を認識していなかった、ということ。
そして海上保安機は40秒以上滑走路で待機をさせられ、滑走路進入の指示があったと勘違いをしていた、ということだ。
映像で見る限り、元々羽田は離発着する便が多い、そして辺りは真っ暗になりつつある、
海上保安機の機長を責めるのではなく、事故回避の為の話し合いを積極的にすることの方が、建設的だと思うのだ。

もう一つ、巻き起こっているのが、貨物扱いとなったペットのことだ。
私は、獣毛アレルギーのようなところがあり、YouTubeや遠目で見ている限りは、問題ないのだが、自分が購入した席の周囲にペットがいるのは、勘弁してもらいたい。
確かに、家族の一員かもしれないが、世の中には動物がダメ!という人は多い。
その「動物がダメ!」な人に対しての配慮は、必要ないということだろうか?
それでは、あまりにも一方的なわがままな主張でしかないと思う。

最後にだが、今回発生した「能登半島沖地震」。
風邪をひき、寝床で地震の揺れを感じながら「この地震が新潟の糸魚川から静岡の駿河湾へと続く活断層への影響はないのだろうか?」と、考えてしまった。
この「糸魚川・駿河湾活断層」は、「南海トラフ」を誘発させる要因の一つと言われている。
そして、JR東海が、静岡県の「大井川水系問題」を取り上げ、工事の遅れを言っている感があるのだが、そもそもJR東海が計画している「リニアルート」そのものが、活断層の上にある、という指摘がある。
Diamondon-line:「リニアが活断層上を走行中に大地震」「外は真冬の南アルプス」乗客はどうなる?JR東海は安全性を強調 

この記事が昨年の12月26日に書かれている、ということもまた、象徴的な気がする。