日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

メンズアンクレットって??

2010-06-07 22:14:53 | トレンド
Yahooのトップページをネットのトップにしている。
理由は、トピックスなどのチェックに便利というコトがある。
もちろん、Yahooのショッピングサイトの注目アイティムなども一緒に掲示されるので、チョッと気になるコトバを見ると、思わずチェックをしてしまう。
楽天にしてもそうなのだが、今ではネットショップサイトというのは、いくら「まち歩き」をしていてもお目にかかれないような商品を見つけるコトが出来る。
最近見つけたのは、「お米のジャム」だった。

そして今日何気なく見ていたら、注目商品として「メンズアンクレット」がピックアップされていた。
男性が、アクセサリーを身につけるコト自体、今では珍しいことではない。
結婚指輪ではない、ファッション性の高い指輪やピアスなどは、今では当たり前になりつつある。
「TPOとしては、どうなの?」という気がしないわけではないが、プライベートでファッションを愉しむという意味では、若い男性はオシャレになってきていると思う。
20年ほど前話題になった「グランジ(ボロファッション)」的な部分が、より一層進んでいると思われる部分がないわけではないが、ファッションほど主観的なモノはないので、よほど周囲が不快だと感じさせないモノであれば、問題ないと思っている(その意味で、下着が見える必要以上の腰履きファッションは、問題だと思っている)。

そんな中「メンズアンクレット」というのは、どうなの?と、思ったのだった。
女性の「アンクレット」が流行して、随分経つ。
夏のファッションには、カラフルなペデュキアと共に足元を飾るアイティムとなっている。
ただ、その「アンクレット」の本来の意味を考えると、「・・・」と思わないわけではない。
その「アンクレット」を男性もつけ始めているらしいのだ。

残念ながら、私の周囲には「アンクレット」を付ける男性がいないので、現実はどうなのかわからない。
街中で見かけるのは、ミサンガを足に巻きつけている程度で、「多分、足に怪我でもしていたんだろう・・・」程度に見ている。
ところが、Yahooのショッピングサイトを見てみると、女性の「アンクレット」の男性版というか、それよりももっと目立つファッションアイティムのように見える。

ファッションそのものが、その時代をあらわすアイコンだとすれば、男性も女性のように流行に敏感になってきている、というだけではなく、服飾品の女性化が進んできているというコトなのかも知れない。
ただ・・・しつこいようだが「アンクレット」の本来的な意味を知った上で、自分なりの主張としてのファッションであって欲しいと思っている。
それは、女性、男性関係なく。