日経新聞のWEBサイトを見ていたら、2週間の休暇「全員とれる環境を」 厚労省案と言う記事があった。
確かに2週間連続の休暇が取得できれば、記事中にあるような「観光産業の活性化」にも結びつくかも知れない。
先週、母の墓参りのために帰省したとき、意外なモノを見つけた。
帰省の度に利用する高速バスの休憩したパーキングエリアにあった、西日本高速道路サービス・ホールディングス㈱が出しているフリーペーパーだ。
このやたら長ったらしい名前の「西日本高速道路サービス・ホールディングス」と言う会社は、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアなどを運営・管理している会社のようだ。
私が気になったのは、このフリーペーパーが高速道路のサービスエリアなどの名物を紹介しているだけではなく、「高速道路からチョッと外れた、鄙びた田舎」を紹介していたコトだ。
もちろん、「その目的地に行くためには、高速道路を使う」必要があるのだが、これまでこのような積極的な「地方へ行くための高速道路の使い方」と言う提案が無かったような気がしたからだ。
これまで、「高速道路を造る=地方から都市部へ」と言う考えばかりが、クローズアップされてきたように思う。
そのような思考は、高速道路を誘致する地方に強くあったような気がするのだ。
「田舎の名物・名産品を都市に出すために、高速道路が必要」と言う、考えだ。
しかし、地方から流出したのは、名物・名産品ではなく人だった。
それだけではなく「高速道路=都市化」と考え、「高速道路さえ造れば、地方は活性化する」と言う、なんとも根拠のわからない発想が、地方の高速道路造りに拍車を掛けたように思う。
それが、このフリーペーパーを見ると「高速道路を使った『Discover Japan』」と言う、アプローチをしている。
「Discover JAPAN」は、旧国鉄が1970年代初めに打ったキャンペーンの一つで、今でも成功したキャンペーンとして、マーケティングのお手本のようなモノだった。
それが姿を変え、「高速道路を使って、日本再発見の旅」と言うのが、このフリーペーパーの提案となっている。
もちろん、その道中では会社が管理・運営しているサービスエリアやパーキングエリアを利用してもらいたい、と言うコトは見え見えなのだが、それでも積極的にこのような提案を始めていることに、これまでと違うモノを感じたのだった。
それには、受け入れる地方自体も「Discoverわが町」という、オリジナリティーや地方の文化を見つけ・アピールする必要があるのだが・・・。
確かに2週間連続の休暇が取得できれば、記事中にあるような「観光産業の活性化」にも結びつくかも知れない。
先週、母の墓参りのために帰省したとき、意外なモノを見つけた。
帰省の度に利用する高速バスの休憩したパーキングエリアにあった、西日本高速道路サービス・ホールディングス㈱が出しているフリーペーパーだ。
このやたら長ったらしい名前の「西日本高速道路サービス・ホールディングス」と言う会社は、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアなどを運営・管理している会社のようだ。
私が気になったのは、このフリーペーパーが高速道路のサービスエリアなどの名物を紹介しているだけではなく、「高速道路からチョッと外れた、鄙びた田舎」を紹介していたコトだ。
もちろん、「その目的地に行くためには、高速道路を使う」必要があるのだが、これまでこのような積極的な「地方へ行くための高速道路の使い方」と言う提案が無かったような気がしたからだ。
これまで、「高速道路を造る=地方から都市部へ」と言う考えばかりが、クローズアップされてきたように思う。
そのような思考は、高速道路を誘致する地方に強くあったような気がするのだ。
「田舎の名物・名産品を都市に出すために、高速道路が必要」と言う、考えだ。
しかし、地方から流出したのは、名物・名産品ではなく人だった。
それだけではなく「高速道路=都市化」と考え、「高速道路さえ造れば、地方は活性化する」と言う、なんとも根拠のわからない発想が、地方の高速道路造りに拍車を掛けたように思う。
それが、このフリーペーパーを見ると「高速道路を使った『Discover Japan』」と言う、アプローチをしている。
「Discover JAPAN」は、旧国鉄が1970年代初めに打ったキャンペーンの一つで、今でも成功したキャンペーンとして、マーケティングのお手本のようなモノだった。
それが姿を変え、「高速道路を使って、日本再発見の旅」と言うのが、このフリーペーパーの提案となっている。
もちろん、その道中では会社が管理・運営しているサービスエリアやパーキングエリアを利用してもらいたい、と言うコトは見え見えなのだが、それでも積極的にこのような提案を始めていることに、これまでと違うモノを感じたのだった。
それには、受け入れる地方自体も「Discoverわが町」という、オリジナリティーや地方の文化を見つけ・アピールする必要があるのだが・・・。