日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

世間の話題とはズレるのだが・・・

2009-02-11 20:05:10 | 徒然
「かんぽの宿」譲渡については、日々新しい報道がされる。
オリックスグループへの譲渡は凍結と言う話になったようだが、気になっている事がある。
それは「1万円で土地・建物を購入し、即転売をした業者」についてだ。
特に、鳥取県岩井の「かんぽの宿」の場合、1万円で購入し6千万円で売買をしている東京の不動産業者だ。

諸経費をザッと除いても、5800万円くらいの純利益は出ているだろう。
とすれば、その5800万円の収益に対しての税は、どうなっているのか?と言うコトだ。
と言うのも、この東京の不動産業者は、既に連絡が取れないと言う状態にあると言う。
利益が発生した年度に、納税をしているのかも知れないが、現在連絡が取れない状態にあると言うコトは、何らかの方法でこの売買を知り、購入するための働きかけを熱心に行い、結果二束三文の価格で購入し、すぐさま6000倍で売買し、(コトバが悪いのだが)トンズラしたのではないか?と思うのだ。
「税金も支払わず、丸儲けで行方をくらました」と言う感じを、どうしても受けてしまうのだ。
このときの入札自体も、オープンなモノだったのか?疑いたくなるのだ。

もうひとつは、コンサルティング料として6億円と言う(これまた)破格の値段で、メリルリンチに支払うと言う契約があったことだ。
確かに、「かんぽの宿」は赤字経営のトコロが多かったという話だが、いくら一括譲渡のコンサルティング料といっても6億円と言うのは、破格過ぎるのではないだろうか?
日本郵政HDって、そんなに儲かっていたんですか?と言うだけではなく、何故メリルリンチだったのだろう?と言う疑問が残るのだ。
別に、外資でなくとも野村證券など日本の証券会社でも良かったのでは?と、単純に考えるのだ。
その経過も良く分らない。
おそらく「事業譲渡のコンサルティング経験があったから」という理由なのだろう。

「民間だから」とは言うものの、株主が国である以上、株主である国に対しての説明責任があるのでは?と、思うのだが・・・違うのだろうか?



ゆるキャラだけど・・・

2009-02-11 10:34:05 | アラカルト
ゆるキャラといえば、彦根市の「ひこにゃん」が有名だが、全国各地では彦根市の成功を参考に様々な地方キャラクターが登場しているコトは、既にご存知の通りだ。
一昨年には、「せんとくん」が話題となり、「反せんとくん」として「まんとくん」や「なーむくん」が登場し、実際のイベントよりもキャラクターの方が、有名になってしまったと言う例もある。
昨年は、関西を中心とした「ゆるキャラ」が集まったイベントも開かれている。

ただ、「ゆるキャラですが・・・」というキャラクターもないわけではない。
そのひとつが、私の実家・鳥取県米子市のキャラクター「ヨネギーズ」だ。
いい悪いと言うのではなく、「ひこにゃん」のような擬体化されたというには程遠く、かといって「米子市の特産品」として「ねぎ」が思い浮かぶ人がどれだけいるのか?と言う疑問もある(私も、父の転勤で米子に行くまで知らなかった)。
言われれば、「アァァ~」と分るものの「・・・」な雰囲気を少なからず感じてしまうのは、私だけだろうか?

しかし、それを上回るキャラクターを見つけた。
それが岐阜市・柳ヶ瀬商店街の「やなな」というキャラクターだ。
絵で見る限りは、とても可愛らしいキャラクターなのだが、実物(と言うのだろうか?)となると「・・・・???」になってしまう。
言われなどはHPにあるので分るのだが、「もうチョッと何とか・・・」と言う気がしないわけではない。

ただ、余りにも(個人的には)衝撃的且つ刺激的なキャラクターなので、一度生で見てみたい!と言う、欲求に駆られる。
それで、柳ヶ瀬商店街がかつてのような賑わいを取り戻せば、それはそれで成功なのかも知れない・・・と、思うのである。

地方には、まだまだ知られていない「名(迷)キャラクター」が、地域振興のために頑張っているのだろう。
それが、本当に効果的なのかは別にして。

追記
なんと、エントリの後産経新聞のWEBサイトに「ゆるキャラ名鑑」と言う記事があった。
コチラが、ビックリした次第だ(笑)。