日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

All You Need is LOVE

2005-12-13 22:57:50 | アラカルト
「コミュニケーション能力」にトラックバックを下さった「時事を考える」のマルセルさん、コメントを下さったU-2さん、ありがとうございました。
この事件を起こした容疑者が、アルバイトとはいえ学習塾の講師であったことや教育課程を取得していたということに、驚いています。
「教育者としての資質」を、様々な場面で問われなくてはいけないということですね。
だいぶ前のエントリー「NPOという生き方」にトラックバックを下さったのは、Blog for Japanさん。ありがとうございました。「新しい金融機関」ということで、注目をされていますが、なかなか理解まではされていないようですね。これからの金融機関としてのあり方として、ぜひとも成功させて欲しいと思っています。協力できることがあれば、何なりと!
そして、「ポスト京都」にトラックバックを下さった、Star Prince JUGEMさんもありがとうございました。
カナダだけではなく、世界中のすべての国々が「国家としての品格」を問われる時代のように感じています。
「国家のエゴ」が、「世界の社会不安を呼ぶ」というのでしょうか?

昨日、「今年をあらわす漢字」が京都・清水寺で発表された。
「愛」だそうだ。
今年は、黒田慶樹さんと清子さんのご結婚や、スポーツ界の「愛」チャンの活躍で、選ばれたようなのだが・・・。
私には、「愛が必要な年」だったように感じる。
「愛」と言っても、「恋愛」のことではない。
「人・モノ・コトをいとしい」と感じる「愛」だ。

ここしばらく連続で起きている小学生を巻き込んだ事件。
IT企業とメディアのM&Aの攻防。
「耐震強度偽造」問題や、来週にも輸入再開される北米産牛肉のBSE問題。
事件の当事者の言葉には「自分の利益」ばかりで、「相手を思い遣る」という言葉も気持ちも無い。
特に、ビジネスがらみの問題や事件は「自己利益の追及」と、「無責任さ」だけが目立っている。
「ビジネスに情緒はいらない」と言わんばかりだが。本当にそれが「豊かな社会」を創ることになるのだろうか?
「企業価値を高める」ということには結びつかないと、彼等は考えているのだろうか?

なんとなく、社会全体が「ささくれ立ってきている」コトを象徴する言葉として「愛」が選ばれたような気がしている。
そして、いつから日本はそんな社会になってしまったのだろう?