今日、ブログのテンプレートを変えた。
来月一杯、このテンプレートを使用します。
テンプレートにある「ピンクリボン運動」というのは、「乳がんの早期発見と治療」を目的とした、活動のこと。
時折、拙ブログにきてくださる男性諸氏にとっては、恥ずかしい感じがするかも知れませんが、よろしくお願いします。
「ピンクリボン運動」といっても、余り馴染みが無い方が多いかもしれない。
私が、初めて知ったのは今から4、5年前だったと思う。
いくつかの化粧品会社が、この運動に参加していたからだ。
企業の社会活動として、注目したのが始まりだった。
当時は、「ボディーショップ」や「エステローダ」といった海外の化粧品メーカーが中心で、この季節になるとショップの人たちの胸に可愛らしいピンクのリボンをモチーフにしたピンバッチが着けられていた。
今では、「ワコール」など、日本の企業も参加するようになってきた。
これらの企業の背景には、「女性を対象とした商品を扱う」ということがあるからなのだが。
ただ、ビジネスという意味だけではなく「女性を対象とした企業が出来ること」という「企業の社会的役割」という点では、評価できるのではないだろうか?
そのような運動を知った時、ある女性シンガーを思い出した。
1979年の春に亡くなった、ミニー・リパートンである。
名前は知らなくても「Lovin' you」という楽曲は、テレビCMなどだけではなくいろいろな女性アーティストがカバーしているので、知っている方は多いのではないだろうか?
彼女は、5オクターブ以上の広い音域と情感溢れる女性ソウルヴォーカリストとして、注目を浴びていたその時、乳がんの治療により一時活動を停止している。
その乳がんは、相当進行していたようで乳房を総て切除という状態だったようだ。
それだけではなく、自分が乳がんであること。
そしてその治療に専念し、経過を公表するということを、彼女はしている。
その行動に対し、時の大統領は「最も勇気ある女性」として、ホワイトハウスに招待したという記憶がある。
その後、復帰した彼女を待っていたのは放射線治療だったのだが、3年後に最悪な状態で癌が再発するのだ。
それでもステージに立ち、レコーディングをし続けるのだが・・・それはとても、壮絶なシンガーとしての生き方だったような気がする。
もちろん、一人の女性としても(彼女のアルバムプロデュースと作曲は、ご主人のリチャード・ルドルフ氏であり、ご主人との間には男の子と女の子のお子さんがふたりいた)。
彼女が亡くなってから発売された、「The Best of Minnie Riprton」に収録されているライブ録音「Lover and Friend」のMCで、「人は、『リンカーネーション(輪廻転生)を信じて』って、言うけど・・・なかなかいい響よね・・・私は、「今」この時をみなさんとすごし、歌うことが一番なの」と、言っている。
「今」という時間を大切にするために、この運動を知って欲しいと思います。
来月一杯、このテンプレートを使用します。
テンプレートにある「ピンクリボン運動」というのは、「乳がんの早期発見と治療」を目的とした、活動のこと。
時折、拙ブログにきてくださる男性諸氏にとっては、恥ずかしい感じがするかも知れませんが、よろしくお願いします。
「ピンクリボン運動」といっても、余り馴染みが無い方が多いかもしれない。
私が、初めて知ったのは今から4、5年前だったと思う。
いくつかの化粧品会社が、この運動に参加していたからだ。
企業の社会活動として、注目したのが始まりだった。
当時は、「ボディーショップ」や「エステローダ」といった海外の化粧品メーカーが中心で、この季節になるとショップの人たちの胸に可愛らしいピンクのリボンをモチーフにしたピンバッチが着けられていた。
今では、「ワコール」など、日本の企業も参加するようになってきた。
これらの企業の背景には、「女性を対象とした商品を扱う」ということがあるからなのだが。
ただ、ビジネスという意味だけではなく「女性を対象とした企業が出来ること」という「企業の社会的役割」という点では、評価できるのではないだろうか?
そのような運動を知った時、ある女性シンガーを思い出した。
1979年の春に亡くなった、ミニー・リパートンである。
名前は知らなくても「Lovin' you」という楽曲は、テレビCMなどだけではなくいろいろな女性アーティストがカバーしているので、知っている方は多いのではないだろうか?
彼女は、5オクターブ以上の広い音域と情感溢れる女性ソウルヴォーカリストとして、注目を浴びていたその時、乳がんの治療により一時活動を停止している。
その乳がんは、相当進行していたようで乳房を総て切除という状態だったようだ。
それだけではなく、自分が乳がんであること。
そしてその治療に専念し、経過を公表するということを、彼女はしている。
その行動に対し、時の大統領は「最も勇気ある女性」として、ホワイトハウスに招待したという記憶がある。
その後、復帰した彼女を待っていたのは放射線治療だったのだが、3年後に最悪な状態で癌が再発するのだ。
それでもステージに立ち、レコーディングをし続けるのだが・・・それはとても、壮絶なシンガーとしての生き方だったような気がする。
もちろん、一人の女性としても(彼女のアルバムプロデュースと作曲は、ご主人のリチャード・ルドルフ氏であり、ご主人との間には男の子と女の子のお子さんがふたりいた)。
彼女が亡くなってから発売された、「The Best of Minnie Riprton」に収録されているライブ録音「Lover and Friend」のMCで、「人は、『リンカーネーション(輪廻転生)を信じて』って、言うけど・・・なかなかいい響よね・・・私は、「今」この時をみなさんとすごし、歌うことが一番なの」と、言っている。
「今」という時間を大切にするために、この運動を知って欲しいと思います。