~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三、 大いなる章
九、 ヴァーセッタ
636、この世の禍福いずれにも執着することなく、
憂いなく、穢れなく、清らかな人、
―――かれをわたくしは〈バラモン〉と呼ぶ。
637、曇りのない月のように、清く、澄み、濁りがなく、
歓楽の生活の尽きた人、
―――かれをわたくしは〈バラモン〉呼ぶ。
638、この障害・険道・輪廻(さまよい)・迷妄を超えて、
渡りおわって彼岸に達し、瞑想し、興奮することなく、疑惑なく、
執着がなくて、心安らかな人、
―――かれをわたくしは〈バラモンと呼ぶ。
~ 感謝・合掌 ~