浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「独り言」より。

2015-11-16 00:17:02 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

      恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


       第四章 「思い変え」こそ幸せの扉を開ける鍵


  ◆幸せの扉を開ける鍵「観自在菩薩」の意味と「思い変え」の法◆


先の続き・・・

「観自在」とは、人を見ても自由自在に見通す能力を言います。
人から自分にとって都合のわるいことを言われても、されても、この人は今こんなことを
しているけれども、反面では素晴らしいものを持っている、とその人のいい面を見つけて
褒めるようにします。
角張ったことを言われたら人は怒りますが、その人自身も気付いていない素晴らしい面を
見つけて褒めた時、必ず、「あの人のためだったら私の命を捧げてもいい」というほど、
その人の心をつかむことができます。

その人の隠れた素晴らしい面を取り上げられず、つい嫌な面ばかりを見てしまい、
しかもそれがその人のすべてであると決めつけようとするのが、愚かな私たちの通弊です。
そして、これが大きな苦しみをつくる原因です。
しかし、凡夫の私たちにも例外なく、「般若心経」で説かれているような潜在意識の奥深く
内在する智慧に到達できる可能性があることを知りたいと思います。
般若波羅蜜多心経の音訳「マーハパニャーパラミタースートラ」の意味は、偉大なる
(マハー)智慧に(パニャー)到達する(パラミター)心の教え(スートラ)となります。


              ~ 感謝・合掌 ~


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「独り言」より。 | トップ | 「独り言」より。 »
最新の画像もっと見る

浄心庵 長尾弘先生垂訓」カテゴリの最新記事