~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
11、ナーラカ
711、聖者は、村に行ったならば、
家々を荒々しくガサツに廻ってはならない。
話をするな。
わざわざ策して食を求めることばを発してはならない。
712、『(施しの食物を)得たのは善かった』
『得なかったのもまた善かった』と思って、
全き人はいずれの場合にも平然として還ってくる。
あたかも(果実をもとめて)樹のもとに赴いた人が、
(果実を得ても得なくても、平然として)帰ってくるようなものである。
713、かれは鉢を手にして歩き廻り、
啞者と思われるようにするのだ。
施物が少なかったからとて軽んじてはならぬ。
施してくれる人を侮ってはならない。
~ 感謝・合掌 ~