浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「ブッダのことば」より。

2017-03-01 00:19:23 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

      ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

   
               第三 大なる章 

               11、ナーラカ

711、聖者は、村に行ったならば、
      家々を荒々しくガサツに廻ってはならない。
      話をするな。
      わざわざ策して食を求めることばを発してはならない。

712、『(施しの食物を)得たのは善かった』
      『得なかったのもまた善かった』と思って、
      全き人はいずれの場合にも平然として還ってくる。
      あたかも(果実をもとめて)樹のもとに赴いた人が、
      (果実を得ても得なくても、平然として)帰ってくるようなものである。

713、かれは鉢を手にして歩き廻り、
      啞者と思われるようにするのだ。
      施物が少なかったからとて軽んじてはならぬ。
      施してくれる人を侮ってはならない。


              ~ 感謝・合掌 ~ 

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