浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「ブッダのことば」より。

2017-05-02 00:10:17 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

      ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
               第四 八つの詩句の章 

              12、並ぶ応答――小篇

878、(世の学者たちは)めいめいに見解に固執して、
        互いに異った執見をいだいて争い、(みずから真理への)
        熟達者であると称して、さまざまに論ずる。
        ―――「このように知る人は真理を知っている。
        これを非難する人はまだ不完全な人である」と。

879、かれらはこのように異った執見をいだいて論争し、
       「論敵は愚者であって、真理に達した人ではない」と言う。
       これらの人々はみな「自分こそ真理に達した人である」と語っているが、
       これらのうちで、どの説が真実なのであろうか?

880、もしも論敵の教えを承認しない人が愚者であって、
       低級な者であり、智慧の劣った者であるならば、
       これらの人々はすべて(各自の)偏見を固執しているのであるから、
       かれらはすべて愚者であり、ごく智慧の劣った者であるということになる。


               ~ 感謝・合掌 ~



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