~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第一 蛇の章
九、雪山に住む者
165、 (雪山に住む者という神霊がいった)、
「かの聖者は羚羊(かもしか)のような脛(すね)があり、痩せ細って、
聡明であり、小食で、貪ることなく、森の中で静かに瞑想している。
来たれ、われらはゴータマ(ブッダ)に見(まみ)えよう。
166、 諸々の欲望をかえりみることなく、あたかも獅子のように象のように
独り行くかれに近づいて、われらは尋ねよう、
―――死の縛(いまし)めから解き放たれる道を。」
167、 (その二人の神霊がいった)、
「説き示す人、説き明かす人、あらゆることがらの究極をきわめ、怨みと怖れを
超えた目覚めた人、ゴータマに、われは問おう。」
~ 感謝・合掌 ~