浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「講演集」より。

2014-05-23 00:55:43 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

      ~ 恩師の御著書「愚か者の独り言」より ~


            講演集 一


   「都合がよいとは誠心誠意尽くすこと」


都合の良い自分とはどういうことかと言いますと、
私達は自分の為に良くしてもらったら都合が良いのですから、
相手の為によく尽くすこと、尽くさせてもらうことです。

相手にどう思われようと、どうされようと、
とにかく精一杯心から尽くすこと、その時、
相手の為には都合が良いから、
必ず相手は「この人は必要な人だ、大事な人だ」と
思うようになっていきます。

イエスはこのことを「汝の隣人を愛せよ」とおしゃいました。
隣人と隣家とは意味が違います。
隣人とは自分の最も近くにいてくれる人、つまり夫婦であり、
親子であり、或いは兄弟、これこそ最も近くの隣人であり、
この隣人に尽くしなさいと言っているのです。

職場にあっては、職場の同僚の方、上司または部下の方、
商売をされる方は売って下さる方、買って下さる方にとって、
都合の良い自分になることです。
誠心誠意尽くすことです。その時、必ず自分が尽くされます。


              ~ 感謝・合掌 ~





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