浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「心行の解説」より。

2014-01-15 00:45:30 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

                          ~ 恩師の「心行の解説」より ~


                 先の続き・・・

                 相互依存といいますのはお互いに持ちつ持たれつということですが、
                 人間という字の人は「ノ」と「丶」が持ちつ持たれつを表し、
                 その「間」に生きることを表しています。
                 自然界の太陽系を考えてみますと、太陽を中心として九つの惑星、
                 つまり火星・木星・金星・地球などという星があり、
                 それが一秒の狂いもなく循環しています。
                 遠く離れているから関係はないと思うのですがお互いに作用し合って動いています。

                 昔の時計を分解しますとゼンマイが入っていますね。
                 ねじを巻きますとゼンマイの力によってギヤが回ってきます。
                 また無数の歯車が入っていて、
                 その歯車はゼンマイのばねのエネルギーをもとにして回ります。
                 回ることによって次の歯車を回し、
                 さらに次が回されることによってその次を動かしています。
                 これと全く同じことで、
                 太陽というエネルギーによって各惑星が回されているのですが、
                 これが各惑星ごとに独立して回っているのではなくて、
                 目に見えない歯車、つまり引力の作用によって自分が動き、
                 動くことによって他を動かしています。
                 太陽系はこのように調和されています。


                               ~ 感謝・合掌 ~





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