笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

バラエティアイドルの行きつく先

2011年11月02日 | 面白い女性
水曜日がもう来ましたか。

昨日の
ロンドンハーツはとっても面白かった。
有吉被害者の会
という企画で
被害をこうむった芸能人たちが
有吉さんから謝罪を勝ち取るために
悪行を訴える
という内容のものでした。
事前に
ある程度想像ができる内容ながら
それを超越する
有吉さんの圧倒的なパフォーマンスが
すばらしかったです。
今までの数々の有吉さんの発言VTRが流れ
改めて
すごい
と思ったし、
実際に訴えを完全制圧する様(淳さんとのキャッチボールも完璧)も
以前、水道橋博士がキラキラで
「針に糸を通すような」絶妙なバランスで芸をしている
と評したことそのまま
ものすごいプロの芸を見ました。
格好良かった。

という話は置いといて
今日は
グラビアアイドルについて
主に
熊田曜子さんについて
書きたいと思います。

この回には
磯山さやかさんと熊田曜子さんが
ご出演でした。
有吉さんに抗議する以外にも、
言い合いにおいて
熊田さんがパターンをつかみ
良いところで
目立っていました。

そう2年前くらい
わたしは熊田さんが
嫌いでした。
しゃしゃり出ている感が
鼻につく。
というか。
でもまあ、こんなリアクション、
バラエティに出演のアイドルに対する
ありきたりなコメントですよね。
そもそも
そういう役割なのです。
それを分かって、こっちも嫌っています。
だからホントいうと
実はどうでもいいんです(え!)
かわいそうなのは
ある程度
ここのポジションは頭打ちで
座る席数も限られている。
グラビアアイドル
というのは賞味期限が早くて
しかも
グラビア以外のアイドルや
モデル
読者モデル
など
いっしょくた
にされてライバルも多い。

だいたい
グラビアから仕事をスタートして
バラエティアイドルになると
どこかで路線を変更し
それに成功しなくてはなりません。

いまのところ
結婚
というのが最も成功に近い道です。
つぎに
アーティスト路線です。
ミュージシャンや女優。
「本格派」という看板を掲げる。
さて
熊田さんは
そんななか
いまでも
路線変更したようにも見えず(ホントはその努力を見てとれるけど)
脱落することなく、テレビでお仕事をされています。

きっとすごくいいひと。
がんばりやさんで
スタッフ受けもいいのでは。
なんてことを推測しますが
そんなことは
はっきりいって
見ているこっちには
どーでもよく
いらない知識なのです。
面白さに関係ないからね、「良い人」要素など。
ただ
長くテレビに出続けていると
見ている側としては
なんとなく
愛着がわく。
それゆえに
「性格いいんじゃないのかな」と
そのひとを擁護するような妄想をしてみたりする。
わたしはこのパターンで
かつて
優香も
井川遥も
許してきました(どんだけ上から)
かつて…って、12~3年前。の話ね。

で熊田さんですけど
最近
少しずつ
嫌い
という気持ちがときほぐれてきつつあったのです。
有吉さんとのやり取りでも
受け止めるクッションの深さというか
それなりの覚悟を感じるし、
悪くないかも?なんて。

でもやっぱり。
と今回の放送を見て
考えを撤回しそうになる。

これは
ホントに本人がそう思っているのか
ということは置いといて
語りますが。

熊田さんは
アメトーークで
有吉さんが自分のことを「ださい」と言っていた
と話していて
欠席裁判じゃないか
いないところで悪口言うなんて
と訴えていました。

あのときのアメトーーク
そんなふうに思いましたか。
と私。
あれはたぶん
「芸人ドラフト会議」ですよね。
ジュニアさん、設楽さん、有吉さん、後藤さんでやった。
それで
アシスタントに有吉さんは熊田さんを指名したのです。
その直前にジュニアさんが自分の番組のアシスタントして
高島彩さんを指名。
それに対して自分のチョイスは「ださい」と有吉さんは言った。

熊田さん自体を「ださい」と言ったのか
それとも、
そんなありきたりのところに落とし込んだ
有吉さん自身を「ださい」と言ったのか
それはさだかではありません。
(わたしは後者だと思ったけど、今となっては違うかも)

でも
まず、
アシスタントに選ばれたこと
これほど光栄なことはないではないか
とあの時は思ったんです。
ああ見えて有吉さんは
「残虐性を出せる」と発言したとはいえ
熊田さんの持っている力を
ある程度は評価しているんだ。
私の中の熊田さんの評価はぐんとあがったんです。

だから今回
これを持ち出して
有吉さんの悪行として訴えた熊田さん
それがたとえスタッフが考えたセリフだったとしても
「ちょっとちがうっ」
って、気持ちが離れた。

熊田さんが悪いわけではないのです。
ただ
がんばればがんばるだけ
空回りのような
わたしの気持ちに響かない。
プロとして
ちゃんと仕事をしていたとしても
こなれた態度ばかりが
鼻につく。
それはたぶん底辺に
絶対的にゆるがないユーモアや面白さがないからかもしれません。

今もやっているのかはしりませんが、
深夜に
アンタッチャブル山崎さんメインで
ロケをする番組があって
ザキヤマさん以外は
全員、バラエティアイドルたちだった。
矢口真里さんに、優木まおみさん、里田舞ちゃんに
大体5~6人の
こなれた人たちが集まってました。
それを見てね
「こんなにいらね~」
と胸やけで苦しくなり
5分で見るのを辞めた
ってことがありました。
うまいリアクションや
巧みなパス回し
きちんとした進行をする役ってのは
ひとりで十分です。
腕の立つ芸人さんでも、ひとりでいい。
だから、「笑い」の軸を持っていない場合は
もっといらない
って思っちゃうのかもしれません。

さっきの話ですが、
路線変更もせず
結婚もできない
バラエティアイドルは
テレビに出続けると
どうなるのか。
わたしは
知っています。

このあいだ
さんま御殿のスペシャルがあって
そのとき気がついたんです。

それは

森口博子

になる。
です。

みんなピロコになります。
美容に意欲を燃やしている感じを失わず
年の割にはずっときれいでいて
明るく元気。
さらに
そこへ
しゃしゃり出るような口の挟み方、
一生懸命さと
こなれた感じ
に、
面白さのエッセンスをすべて引いた
人物が
ピロコなんです。

イライラするけど
出続けている分だけ
愛情を持たないわけではない自分がいる。
そんな複雑な気分にさせるひとだわ。
とさんま御殿を見ていて思いました。

熊田さんもそうなるのかな。
どうぞせめて明るいままでいてね。
こちら側があーだこーだ言えるひと
っていうのも
テレビの面白さの一要素ですものね。
だから冒頭でも言ったように
そういう役回りなんです。
愛情愛情。

では今日はこのへんで。
最後ですが、
ところどころ
毒を濃い目にしてみましたが、
すべて主観に基づいてますので
みなさん
鵜呑みにしないよーに。