笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

傷ついた分だけ人は優しいはずだ@ロンドンハーツ

2011年11月09日 | テレビ
昨日のロンドンハーツ
「付き合いたいランキング」を見ていて
やっと
今までモヤモヤしていた胸のつかえが取れた。
ので、ここにご報告します。

この企画は
10人の芸人さんを
有無を言わせないいいオンナが
付き合いたい順にランキングしている間
10人が自分は何位かを予想をし、
スタジオにて答え合わせ。
自分で思っていたランキングよりも実際が下位だと
うぬぼれ~
と言われて
赤っ恥をかく
という筋書きのものです。
「有無を言わせないいいオンナ」
っていうここが大事で
「おめーなんかにランキングされたくねーよ」
と思わせないモデルさんとかが出てきます。
昨日も
名前は知っているモデルさんと
道端アンジェリカさんが出ていました。

ランキングされる芸人さんは
劇団ひとり
有吉弘行
山崎弘也
カンニング竹山
ピース綾部
平成ノブシコブシ吉村
フルーツポンチ村上
陣内智則
狩野英孝
アンガールズ田中
(敬称略)
でした。

それで
毎回この企画のたびに

ちょっとなにその順位
ぜんっぜん分かってないわー
あたしが出てたら
ああはなりませんよ
まったく、きょうびの若い子はっ


有無を言わせないどころか
無しか言われないであろうおばちゃんのあたしが
せんべい片手に言っていたわけですよ
テレビを見ながら。

今までのランキングどんなかんじか
というと、
フルポン村上さんとかが1位2位だったりして
それはいいんだけど
最下位組には必ず
狩野さん、竹山さん、アンガ田中さんが
だんご三兄弟のようにいたんです。
それを見て
こっちは舌打ち止まらないっていうね。
抱かれろ
って言われたら、そら無理だけど(どういう妄想?)
でもさ
ランキングしなきゃならないとしたら
少なくとも
5位以下にはしないっつーの。と。

でも
そう思うのがなぜなのか。
どうして下にしてはいけなくて
若いモテそうな芸人さんが上位だと気に入らないのか
分からなかった。

それが
今回の
道端アンジェリカさんのランキングと
そのコメントをきき
は!
と思ったのでした。
とにかく的確だったのだ。

前置き長くてすいません。

アンジェリカさんがランキングは以下。(HPから一部コピー)


1位:有吉弘行・・・私生活は優しそう。顔がタイプ。
2位:劇団ひとり
3位:カンニング竹山・・・とにかく優しそう。家族を大事にしているし。
4位:山崎弘也(アンタッチャブル)・・・おもしろい。昔から大ファン!
5位:田中卓志(アンガールズ)・・・本当にイイ人。頭も良いし背も高い。
6位:狩野英孝・・・歌がイヤ。歌がなければよい。
7位:陣内智則・・・浮気しそう。浮気するなら隠すべき。
8位:吉村崇(平成ノブシコブシ)・・・女の子に冷たそう。
9位:綾部祐二(ピース)・・・カッコイイを勘違い。
10位:村上健志(フルーツポンチ)・・・素直じゃなさそう。要は面倒クサイ。

アンジェリカさんは
上位の芸人さんには
ひたすら「優しい」とコメントし
最下位3人に関しては
「性格悪そう」と言っていた。

つまり
そうなのよ!

と合点。
トータルの人間力でしょーよ。と。

顔の格好よさとか若さとか
そこだけが人間ではないではないか。
もちろん性格だけでもないし
オンナ好きすぎるってだけで毛嫌いするのも違う。
全部ひっくるめて
人間として
どう!?
ってところが
これまでの可愛い子ちゃんたちのランキングには
すっぽり抜けていたのだ。
それに
わたしはモヤモヤしていたのです。

それで
どう!?なのか。
というと、
上位のひとたちには
辛酸なめてきた経験がある。
ホントのところはどーだかしらないけど
そんな雰囲気を持つ。
ベテラン、中堅の独特の匂いはここが出所だと思っている。
長く続けた分だけ、
傷も多い。
そして
辛い想いをしてはじめて
他人にやさしくなれる。
「浮気山ほど」が今週も面白かった陣内さんにさえ
目の奥にそんな気配を感じる。
若手三人には
それがないのだ。
自分が生きることに一生懸命で
ひとのことを想っていそうな雰囲気を
(あくまでもあの場では)感じなかった。

これは
どうしようもない。
だって経験は長く続けてこそ身について行くもんだから。
傷つくのもヤダしさ。
他人を思いやる度量ってのは、なかなかまだまだです。
それでも若手はケガしながら、がんばるのです。
そこも魅力です。

ただ度量の深い芸人さんは
段違いで格好いい。
それを
道端さんは分かってる気がして
勝手に嬉しくなり
それで
「あースッキリ
 これであの企画、わたし出る必要ないわ」
とボリボリお尻をかきつつ
言い放った昨夜だったのでした。

以上
報告おわり。





JUNKサタデー強力プッシュの気持ちで

2011年11月07日 | テレビ
唯一聴いている深夜ラジオは
土曜TBSラジオにて放送の
エレキコミック・ラーメンズ片桐さんがパーソナリティ
「エレ片のコント太郎」です。
録音してもいいのだけど、
ラジオの醍醐味としてオンタイムに聴くのが礼儀かな
と、こだわって
夜は本当に苦手なのですが、
携帯タイマーを0:55にセットして
むっくり起きております。
最初はこのJUNKという深夜枠
すべて聴いていたのです。
JUNK
面白いよ
ってお友達が言うもんで。
どういうもんか。
すべての曜日を聴きました。
ちょうど
超深夜から
JUNKゼロに時間帯が移動したときの話。
そのうち、
バナナマンとエレ片だけ
聴くようになり、
さらに
もう
エレ片だけでいっか。
と思うようになりました。
そして
いまやもう
このエレ片ラジオとポッドキャストさえ聴ければ
一週間のうち
テレビもラジオも面白いものなど見なくてもいい
と思うほど
このラジオが大好きです。

見逃した~
聴き逃した~
え~ん

と思うのはこのラジオだけです。
自分でもなぜなのか、不思議です。
とっても面白い。としか言えません。
面白いこと
を冷静に分析したい私なのですが、
冷静のスイッチがもうどこにあるか分からない。

今週エレ片ラジオのコーナーにきた
あるメール内容を聴いて
ああもう冷静のスイッチはないよね。
そんなことを思ったのです。

「ひきだし」のコーナー。
ふたつのキーワードを含むひきだしに入っていることを
送ってください
というもので、
今週のテーマは
「性格悪い」「待ってました」でした。
メールの内容は(うろ覚えですが)
職場の飲み会で
JUNKリスナーだということが分かった同僚と
JUNKの話をしていると
エレ片については
「うるさいだけで全然おもしろくない」
と言われた。
こいつ「なんか起これ、なんか起これ」と念じていたら、
その同僚が酔っ払って額から流血した。
というものでした。
スタジオの三人とも
「なんとも言えない」
と言ってましたが、今週のベストハガキに選ばれていました。

それで
わたしも
この
「なんか起これ」的恨みを抱いたこと
あったな。
と思いだしたのです。

あれは
そう
震災があってから少し経った日のこと。
有名ブログにて
震災があってから一週間JUNK等ラジオで
芸人さんがどうコメントしたか
をまとめた記事を見たときです。
月曜から金曜日はJUNKのパーソナリティのコメント。
ふざけ厳禁な空気の中で
しっかりと自分たちの持ち味を出した様子が分かり
ジーンとしてました。
で、土曜日…
オードリーのANN。
が、書いてあった。

ホントに
私の独りよがりな
自意識過剰で性格の悪い
悪口でしかないけど

もう二度と
このブログ
見ないっ(ぷんっ)

って思った。
完全なる逆恨み。
登場人物の中で
悪い人間は私ただひとりです。
ただの本音
を申しました。

もうすでに
(当時ハラワタ煮えくりながら)
書いてますけど
エレ片は震災直後JUNKのなかで唯一
ポッドキャストを通常通り録音しました。
内容は片桐さんの新しく生まれてくる赤ちゃんのことでした。
テレビをつけても
ラジオを聴いても
ネットを開いても
どこも通常とは違っていて
余震も続き会社に行くのもままならい
そんな非日常を生きていた
あの三月。
月曜日になってエレ片のポッドキャストが通常通り更新されたとき
心からホッとしました。
ああ、いつもの月曜日が来たんだ。

いつものわちゃわちゃとしている三人の声を聴いて
錯覚したほどでした。

3月に予定されていて
劇場が停電地区になったため延期された
エレ片コントライブ
「エレ片のコントの人5」が
来週から始まります。
ラジオリスナー以外にも
十分楽しめる
内容の濃い本気のコントライブですので
もっと広まればいいなあ。と思う次第。
とりあえず
興味の出た方は
DVDをレンタルするべし。
あれは
ホントにハズレなしです。

応援専のはなこばより。

イズム・ナイト・DX・アメトーク感想

2011年11月04日 | テレビ
昨日今日とテレビをいっぱい見ました。
「これは言っておきたい!」ということもないので
ダラダラ感想を残そうと思いまっす。

・おしゃれイズム
三谷幸喜さんがご出演の回。
新しい映画の宣伝で
いろいろ出ているので追いかけようかしら
と思っていたんですが、
今のところ、これしか見ていない。
家から持ってきたフィギアのお人形で
『瞼の母』の劇をやっていたのが
面白かったです。
サプライズ
が嫌い
とおっしゃっていましたけど、
自分が仕掛けるサプライズは大好きですね。
驚かせてやろう
という最初に先まわりして考えているひとです。
YOUさんが「サプライズ」ゲストで出てらして
ふたりで夜遊びをした話とかを話されていました。
印象的なのは三谷さんの劇を気に入らないとボロクソ言うので
三谷さんはYOUさんが「今回の舞台は気に入らないだろう」と判断したら
最初から誘わない。とのことでした。
面白かった時はちゃんと褒める。
媚びないYOUさん、想像に難くない。
三谷さんの周りにいる女性は大体、三谷さんに手厳しい。
それは三谷さんがそういうひとを呼び寄せるのか
それとも、そういう手厳しい女性を三谷さんが好きなのか。
ふむむ。

・キカナイト
は、ピースの回とセブンティーンモデル・フェアリーの回をふたつほど見ました。
ピース。
売れてるんだね。
でも、もしかしたら焦ってる?
綾部さんが一生懸命ここから頭ひとつ出ようと、
もがいている
そんな妄想がよぎりました。
綾部さんには
余裕がない。
ピース目当てに見たことがなく
大抵、さんまさんや有吉さんが存在するところにいるので
そんなふうに感じるのかもしれません。
バナナマン設楽さんが言うことにゃ
全部の球を打とうとするのが若手だ。と。
そういえば今日、はなまるマーケットのゲストがバナナマンだったんですけど、
なんて余裕なの
と思いました。
用意してきたこと
得意なこと
鉄板の話
を出さなきゃ、いつ出そうと言う気配がなく
その場の空気に会わせることを最優先しているように見えました。
ピース頑張れ。
あ、心にもないことを言ってしまった。
いやいや、ピースはちゃんと面白いですよ。
だからこれから先が楽しみなんです。
話は戻って
この回の放送では
「あの娘、絶対オレのこと好き」というコーナーをやっていて
フジテレビのカフェのバイトの子が
綾部さんのことを
「熟女好きとか言って気持ち悪い」
と言ってました。
そうなのか。熟女好きって気持ち悪いのか。
とびっくりです。
今の若さが永遠
と思っている女子の発言
あるいは
彼氏目線の刷り込みか。
男性が言うなら、まだしも…ねぇ。
熟女好きって気持ち悪いのか。
もう一度、書いておくけど。

・ダウンタウンDX
小藪さん
土田さん
銀シャリ
が出てました。
あやまんJAPANも。
ぽいぽい~から続く
いろいろな決め台詞に、
ダウンタウンふたりして
「ぜんっぜん、おもろないっ」
という全否定が
おー、なんかすっきり。
誰かがどこかで言わなきゃいけない。
と思っていましたが、
それがダウンタウンで良かった。
銀シャリは
なんだか松竹芸能の気分でしたが
吉本興業所属なんですよね。
思ったよりずっと(どんな想像していたのか)先輩に可愛がられているような
雰囲気をうけましたけど、どうでしょうか。

となると、次はこれ。

・アメトーーク
先輩に可愛がられていない芸人。
可愛がられなくてもいいじゃないの。
暗ーい(ギャル風に)
狩野さん以外はみんな思慮が深そうな
頭では悪口言ってそうな雰囲気があるというのも
理由ではないの?
と見ながら思っていましたが、
先輩のほうはわりとウェルカムなんだね。
最後の
「この先輩に可愛がってもらいたい」という逆指名で
嬉し恥ずかしの告白タイム。
宮迫さんに迫る
麒麟川島さんとノンスタ石田さん。
いまだにこういうときは
ねるとん紅鯨団なんですね。
この世代しか分からないだろうに。
途切れることのないとんねるず世代。
で、石田さんが「大ファンです」と顔を真っ赤にしながら言っていたのが
ちょっと良かったです。
落ち込んでいるときに、すっごく励ましてくれたんだって。
素敵。
そして言っておくけど。
これは
この回は
狩野さんがいたから
吉本の縦社会内輪ばなしに終始しないで済んだのよ。
あのぐっだぐだなのに神がかった間と
自分勝手で自己完結な狩野さんがいたことが
ちょうどいいスパイスとなって
最後まで楽しく見ていられたのだ。
ここがなかったら、
 可愛がってもらいたい
 あー可愛がってやるよ
 うわーうれしー
で終わっていたよ。
知るかっ。
ってこっちは思ってたよ、きっと。
もちろん川島さん、板倉さんをはじめとする
芸人さんたちのエピソードトークはしっかり面白かったですが、
それでも私は意地悪なので。
狩野さんの今回のポジションは
出川さんの立ち位置と同じ。
あんまり褒めちゃいけないんだろうけど(なんでだ)
狩野さんがテレビから消える気が
全然しない。
今のところ。
だって、
先輩にどうして誘わないのかアンケートでも
アンケートを発表するだけなのに
あんなにイジられていたではないですか。

さて、今日は長くなった?ここまで~。

バラエティアイドルの行きつく先

2011年11月02日 | 面白い女性
水曜日がもう来ましたか。

昨日の
ロンドンハーツはとっても面白かった。
有吉被害者の会
という企画で
被害をこうむった芸能人たちが
有吉さんから謝罪を勝ち取るために
悪行を訴える
という内容のものでした。
事前に
ある程度想像ができる内容ながら
それを超越する
有吉さんの圧倒的なパフォーマンスが
すばらしかったです。
今までの数々の有吉さんの発言VTRが流れ
改めて
すごい
と思ったし、
実際に訴えを完全制圧する様(淳さんとのキャッチボールも完璧)も
以前、水道橋博士がキラキラで
「針に糸を通すような」絶妙なバランスで芸をしている
と評したことそのまま
ものすごいプロの芸を見ました。
格好良かった。

という話は置いといて
今日は
グラビアアイドルについて
主に
熊田曜子さんについて
書きたいと思います。

この回には
磯山さやかさんと熊田曜子さんが
ご出演でした。
有吉さんに抗議する以外にも、
言い合いにおいて
熊田さんがパターンをつかみ
良いところで
目立っていました。

そう2年前くらい
わたしは熊田さんが
嫌いでした。
しゃしゃり出ている感が
鼻につく。
というか。
でもまあ、こんなリアクション、
バラエティに出演のアイドルに対する
ありきたりなコメントですよね。
そもそも
そういう役割なのです。
それを分かって、こっちも嫌っています。
だからホントいうと
実はどうでもいいんです(え!)
かわいそうなのは
ある程度
ここのポジションは頭打ちで
座る席数も限られている。
グラビアアイドル
というのは賞味期限が早くて
しかも
グラビア以外のアイドルや
モデル
読者モデル
など
いっしょくた
にされてライバルも多い。

だいたい
グラビアから仕事をスタートして
バラエティアイドルになると
どこかで路線を変更し
それに成功しなくてはなりません。

いまのところ
結婚
というのが最も成功に近い道です。
つぎに
アーティスト路線です。
ミュージシャンや女優。
「本格派」という看板を掲げる。
さて
熊田さんは
そんななか
いまでも
路線変更したようにも見えず(ホントはその努力を見てとれるけど)
脱落することなく、テレビでお仕事をされています。

きっとすごくいいひと。
がんばりやさんで
スタッフ受けもいいのでは。
なんてことを推測しますが
そんなことは
はっきりいって
見ているこっちには
どーでもよく
いらない知識なのです。
面白さに関係ないからね、「良い人」要素など。
ただ
長くテレビに出続けていると
見ている側としては
なんとなく
愛着がわく。
それゆえに
「性格いいんじゃないのかな」と
そのひとを擁護するような妄想をしてみたりする。
わたしはこのパターンで
かつて
優香も
井川遥も
許してきました(どんだけ上から)
かつて…って、12~3年前。の話ね。

で熊田さんですけど
最近
少しずつ
嫌い
という気持ちがときほぐれてきつつあったのです。
有吉さんとのやり取りでも
受け止めるクッションの深さというか
それなりの覚悟を感じるし、
悪くないかも?なんて。

でもやっぱり。
と今回の放送を見て
考えを撤回しそうになる。

これは
ホントに本人がそう思っているのか
ということは置いといて
語りますが。

熊田さんは
アメトーークで
有吉さんが自分のことを「ださい」と言っていた
と話していて
欠席裁判じゃないか
いないところで悪口言うなんて
と訴えていました。

あのときのアメトーーク
そんなふうに思いましたか。
と私。
あれはたぶん
「芸人ドラフト会議」ですよね。
ジュニアさん、設楽さん、有吉さん、後藤さんでやった。
それで
アシスタントに有吉さんは熊田さんを指名したのです。
その直前にジュニアさんが自分の番組のアシスタントして
高島彩さんを指名。
それに対して自分のチョイスは「ださい」と有吉さんは言った。

熊田さん自体を「ださい」と言ったのか
それとも、
そんなありきたりのところに落とし込んだ
有吉さん自身を「ださい」と言ったのか
それはさだかではありません。
(わたしは後者だと思ったけど、今となっては違うかも)

でも
まず、
アシスタントに選ばれたこと
これほど光栄なことはないではないか
とあの時は思ったんです。
ああ見えて有吉さんは
「残虐性を出せる」と発言したとはいえ
熊田さんの持っている力を
ある程度は評価しているんだ。
私の中の熊田さんの評価はぐんとあがったんです。

だから今回
これを持ち出して
有吉さんの悪行として訴えた熊田さん
それがたとえスタッフが考えたセリフだったとしても
「ちょっとちがうっ」
って、気持ちが離れた。

熊田さんが悪いわけではないのです。
ただ
がんばればがんばるだけ
空回りのような
わたしの気持ちに響かない。
プロとして
ちゃんと仕事をしていたとしても
こなれた態度ばかりが
鼻につく。
それはたぶん底辺に
絶対的にゆるがないユーモアや面白さがないからかもしれません。

今もやっているのかはしりませんが、
深夜に
アンタッチャブル山崎さんメインで
ロケをする番組があって
ザキヤマさん以外は
全員、バラエティアイドルたちだった。
矢口真里さんに、優木まおみさん、里田舞ちゃんに
大体5~6人の
こなれた人たちが集まってました。
それを見てね
「こんなにいらね~」
と胸やけで苦しくなり
5分で見るのを辞めた
ってことがありました。
うまいリアクションや
巧みなパス回し
きちんとした進行をする役ってのは
ひとりで十分です。
腕の立つ芸人さんでも、ひとりでいい。
だから、「笑い」の軸を持っていない場合は
もっといらない
って思っちゃうのかもしれません。

さっきの話ですが、
路線変更もせず
結婚もできない
バラエティアイドルは
テレビに出続けると
どうなるのか。
わたしは
知っています。

このあいだ
さんま御殿のスペシャルがあって
そのとき気がついたんです。

それは

森口博子

になる。
です。

みんなピロコになります。
美容に意欲を燃やしている感じを失わず
年の割にはずっときれいでいて
明るく元気。
さらに
そこへ
しゃしゃり出るような口の挟み方、
一生懸命さと
こなれた感じ
に、
面白さのエッセンスをすべて引いた
人物が
ピロコなんです。

イライラするけど
出続けている分だけ
愛情を持たないわけではない自分がいる。
そんな複雑な気分にさせるひとだわ。
とさんま御殿を見ていて思いました。

熊田さんもそうなるのかな。
どうぞせめて明るいままでいてね。
こちら側があーだこーだ言えるひと
っていうのも
テレビの面白さの一要素ですものね。
だから冒頭でも言ったように
そういう役回りなんです。
愛情愛情。

では今日はこのへんで。
最後ですが、
ところどころ
毒を濃い目にしてみましたが、
すべて主観に基づいてますので
みなさん
鵜呑みにしないよーに。