笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

パサール幕張イベントにアントキの猪木

2010年03月21日 | テレビ
近所の高速SAにしょっちゅう芸人さんが来ます。
あんまり情報を拾えないのですけど、
たまたま
アントキの猪木さんが
いらっしゃる
ということで
いそいそと出かけて行きました。

15分前についたのですが
ステージ真横の椅子をゲット。

娘にも
ちゃんと
「元気ですかー!元気があれば・・・」
からのネタのくだりをすべて仕込みました。
「だー!」も完璧です。

ネタ・・・そのものは
たぶんご本人も自信がないのかも。
短いもののほうが
クオリティ高いです。


でも
なんか
格好良かった。
素敵な中年男性の体です。
筋肉の上に
ちょい脂肪がのってんのね。
よく見ると
擦傷やらシミがあるのが
年齢を感じて
いいです。
生生しいですか?
この辺で
やめときます。

登場から
舞台から遠いところにいるお客さんの間を通って
握手やハイタッチをしてまわり
写真を一緒にとったり
感じのいい人です。
自信のなさのなかで
しっかり自分の持ち時間をこなそうという
誠実さが見え隠れしました。
真面目です。

思うんですけど、(でた、この入り)
芸人さんのお仕事で言う
「営業」の要は
結局、面白さではない。
面白いだけでは
意味がない。
極論いうと、
むしろ面白くなくてもいい。
何が重要かというと
人柄
です。

来ているひと
見てくれるお客さんに
喜んでもらおう
という気持ちが
ないと
ネタが良くても
くそつまんないです。
触れ合って
コミュニケーションをとるのが
得意な芸人さんほど
客席から見ていて
楽しい。
そういうのが嫌な人は
アントキの猪木さんの言葉を借りれば、
芸人さんもお客さんも「お互いが不幸」
です。

過去に
営業お笑いライブに行って
イヤイヤ渋々ネタをやり
サッサと帰りたくて仕方のない芸人さんを
見たことがあります。
わたしはその芸人さんの才能がすばらしいと思っていて
テレビで見ていて好きでしたが、
なんだかそれ以来
そのひとをテレビで見ても笑えなくなりました。
人として
個人的に嫌いになると
笑いって生まれないのだ。
と知りました。
その芸人さんにとっては
数ある仕事の中の小さなつまんない仕事かもしれませんが、
笑いを愛するわたしとしては
ものすごい残念です。
ほんの15分、機嫌よくやれば
その人に対する一生分の笑いが消えることはなかった。
プライベートで感じ悪くても文句いいませんが、
仕事の場で
しかも笑わせる仕事をしているひととして
プロとして
やっていいことと
悪いことがあると思います。
イヤでもいいから、誠実にやらなきゃいけません。
どんな仕事も。

公共の場では
書きませんが、
そのひとと、その出来事は
私の周り全員のひとに言うことにしてます。
それくらい恨みに思ってます。
5年以上前だけど
未だに怒っているよ。

妹も違う芸人さんに同じエピソードを持っていて
わたしは現場にいませんでしたが、
もう
嫌いです。

テレビや芸人さん目当てのお客さんばかりのライブとはちがって
営業は
目の前のお客さんと真剣にコミュニケーションをしないと
意味がない。

でも笑いを届ける人は
常にそれを考えているべきだ
と思うんですけど。

アントキの猪木さんは
とっても良かったです。
ちなみに
このひとの何がいい
って、
ネタも見てくれも、
数ある猪木芸人のなかで華があって明るくていいのですが、
なによりも
芸名
がいい。
くだらなさと
明るさをあらわす
最高のネーミング。
でわまた~


最新の画像もっと見る