笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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エレキコミック第24回発表会『等等』

2014年10月29日 | ライブ
エレキコミックの単独ライブに行きました。
そういえば結構前に
大阪、名古屋を含めた全公演が終了したのでした。
だから
ネタの感想を書こうかな
と思います。


10/8(水)の初日に観劇。
メモをあてに。

・どなどな
オープニングコント。
出荷されていく牛を泣きながら見送る女装の今立さん。
格好が…誰かを意識している。
お花のカチューシャにゆるふわの茶髪の髪。
相変わらずエレキコミックの女装はクオリティが高い。
そこへ
牧場で牛の世話をしていたおさげ髪のやついさん現る。
オーラの色が見えるとか
絶対音感があるとか
人と違っていることをアピールして
自分に才能がないことを覆い隠そうとしている人への
痛烈な批判が!
最初からトップギア。ぞぞ毛が経ちました。

オープニング

・YD
やっつんだっつん?
ふたりの中学生が教室でふざけ続けるコント。
女優のおっぱいが見られる映画にばかり詳しいやっつん。
知らない映画もあり
おっぱいが出てる映画って結構多いのね
と感心しつつ
そればっかりみられたら映画作った人は
「してやったり」なのか嫌なのか
はてどうなのだろう。
ずっとバカで楽しいのが続いた。

VTR CMパロディ

・モグラたたき
お父さんと子どもがモグラたたきに入って
たたきあう
というだけのコント。
身体性が半端ない。
意外とハートウォーミングなオチ。

VTR エレキ学園修学旅行
エレキコミックが毎年行っているファンイベントでの様子。
酔っ払った今立さんが想像以上でした。
歌合戦の様子もラジオで聴いていたことが
実写になっていてホーーとなった。
楽しそうな旅行だな。

・寿司屋
知らない場所に寿司屋できてて、
大将が出す寿司が全部玉子。
というボケだけで走り抜けるコント。
前の「モグラたたき」も同様ですが
見てみないと
ぜんぜん面白さが伝わらない。
言葉では伝えきれない。

VTR 今立アウトレットガール
今立さんのガールフレンドのひとりが出演。
今立さんがよく行くデート先がアウトレットモールのため
やついさんが名付けた「アウトレットガールズ」。
その子が街でやついさんに声をかけ、「こんなこともあろうかと」連絡先を押さえておいたことから
この企画が実現。
女性は一般の方で大きなサングラスで個人情報を守る。
守り切れてねえ。
率直な感想は、
ほんとに一般の子だな!生々しい!
ってことです。
とくに髪の毛をひとつにまとめてシュシュをつけているのですが、
そのシュシュの生活感が(可愛い子だけど)垢抜けず、
何やら手に汗かきました。
最後VTRは爆笑で終わるのでなんとか救われるけど
パンチ力強いです。
こんなヒリヒリをライブで見せてくれるエレキに感謝。

・退屈
「退屈と戦う」部の話。
水を飲むということに退屈しない。
すべて当たり前のことに感謝する。
それを体を使って表現。
つまり創作ダンス?
部活に加入した今立さんと先輩のやついさんが
秋の全国大会に出演するというお話。
このコントはツッコミもなく
ボケだけで進行する珍しいパターン。

VTR スーパープレイに挑戦
錦織圭選手にあやかり
やついさんが
缶コーヒーにボールを当てるテニスプレーに挑戦。

・ハロウィン教授
ハロウィンショップにやってくる中年男性のやついさん。
ダックアップルや干しブドウなどを所望し
「本当」のハロウィンを主張する。
結局、教授の浅はかさを皮肉るコントだったのかとオチで分かります。
ちょっと偉そうで知識をひけらかす人々を笑いに変えています。
格好いいです。

VTR やついさんの結婚パーティ
メインとなるのは
後輩芸人カオポイントのおくまんさんの
スピーチ。
やついさんにやられた数々のひどいことをただ言うだけなのに
とっても感動します。
おくまんさんの泣き方がいいんだよな。
最初から号泣しているんだけど。
隣で結婚式の司会であるやついさんとラーメンズ片桐さんの存在も
いいです。
これ本当に
見たかったやつ。
よかったー。

・三日月の夜
いじめられっ子の今立少年が気を失うと
三日月に乗ったミュージシャンが信じたくない真実を見ろと
歌を歌うコント。
今度も曲がバカみたいだけど
真実を含んでいて
いいです。
「ひとつだけ」

「ドアをノックするのはマリ」
という曲でした。

エンディング。

アフタートーク。
プチ鹿島さんとサンキュータツオさんが登場。
面白のまま
あっという間に終了しました。
ゲストおふたりの分析さすがに分かりやすく明瞭で
楽しい時間でした。

サービスたっぷりのエレキコミックの単独ライブ。
毎回
なにも啓蒙しないし
なにも主張しない。
格好いいと思われようともしない。
バカで面白いだけのコントと映像の数々は
結果
家に帰ってしみじみ考えると
めちゃくちゃ格好いいです。
格好いいと思われたいひとは
その時点で
すでにダサいと思っています。
ナルシズムが香った時点で
格好いいと真逆に走りだしているのだ。
ま、それはさておき
わたしは
エレキコミックのテイストが大好き。
それだけでいいのだ。

満員のお客さん。

ラジオも新しいリスナーさんが
どんどん増えてきて
そろそろ世間に見つかってきた。
あとは
エレキコミックは
ほんとーにほんとーにおもしろい!
って認められること。


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