笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

怪獣 初単独ライブ「怪獣のバラード」

2015年02月23日 | ライブ
気になっていた元ロシアンモンキーのすーなかさんと
気になっていた元少年少女の坂口さんが
コンビを組み
初単独ライブを近所で行うということなので
近所のよしみといて
行くしかない
と決めて行ってきました。

ネタは全部で7本。
合間にLLRとライスがトークでつなぎます。

今日もライブのメモを書きますわ。

・VTR
コンビ結成の情報解禁5日前。
すーなかさんが居酒屋で坂口さんにコンビを組むことを電話で伝えるところからスタート。
その前に行った「解散芸人すーなか相方決定ライブ」の様子もチラリと映ります。
ライブでは竹内健人さんを相方に選ぶもののコンビ決定ならず
VTRのテロップでは
あのときは断ることを分かっていた竹内さんを選び
じっくり考える時間が欲しかった
ということになっていました。
タバコを指の間に挟んだまま
スマートフォンのスピーカーをオンにして
「緊張するなー」と言いながら
電話をかけるすーなかさん。
コンビ組まへん?
というすーなかさんに
「はい」
「わたしなんかでいいんですか」
「おねがいします」
と即効で答える坂口さんの音声がしっかり響いて
明転。

・漫才「6億円当たったら」
すーさんの冗談が好き
というまゆみちゃんのツッコまないスタイルの漫才。
すーさんがひたすら適当なことをいって
それを笑って受け入れるまゆみちゃん。
二人の個性のまま演じること
を分かっている漫才だった。
どちらも否定しないし
お互いに優しい感じで。
そしてやっぱり巧いと思った。
特にすーなかさんは
漫才師だ。
サンパチマイクの前のオーラが!
お客さんの様子を見て
巧く修正しながらやっていた。

合間のトークに
LLRとライス登場。
LLRの福田さんはこの後もずっと辛口だったけど
漫才のことなーんも分かんないわたしは
きっともっとシンドイんじゃないかと思っていたので
ホッとしました。とっても良かった。
ふたりの距離感が近くて良かったですね。
と2組が言ってましたけど
わたしもそう思いました。
だからサンパチマイク前の立ち方が格好良かったんだって。
日の浅い(芸歴の浅い)コンビは
信頼関係なのか立ち方がおかしい。

・漫才「スマップ」
スマップの名曲「青いイナヅマ」を歌ってみるというネタで
これすっごく面白かったな。
とりあえず2パターンのボケをひたすらしつこくやるんだけど
本人たちは「もっとウケルと思ってた」と言ってたけど
これやり続けたら分かりませんよ。

・漫才「痴漢」
痴漢されたときの対処方持ってる?
と聞かれ
「パワハラだ!」というまゆみちゃん。
持っていようがいまいが
ここでやらされる流れになる
笑いと女性であることの天秤にゆれるまゆみちゃん
というネタ。
これとってもいい内容ですね。
男女コンビならではのネタとして考えたのかな
と思ったら
次の合間トークで
LLR福田さんの作ということが判明。

トークでは
男女コンビの特性を考えて書きだしたら
筆が止まらなくなって
すっかり二人が演じるということを忘れてた。
思いどおりにやらないし
ボケの意味をしっかり理解してないと
ダメだし半端ない。直後にガンガン行くな。
…このひと…
とわたしの芸人ウォッチングのアンテナに
びんびん引っかかって来るぜ。
「中須さんは演技が下手!」
自分以外のものができない。
と散々。…そんなに?
いやいいよ、面白いよ。

・コント「夫婦」
息子が行方不明になり無事を祈ってテレビで訴えかける夫婦の掛け合い。
泣きながら
カメラに向かって話しかけるも
よくできた漫才になってる。
夫婦漫才だね。

その後のトークで
ライスの田所さんが
漫才師がコントをするときは
必要ないカツラをかぶりがち!
とツッコンでいて笑いました。
確かに
すーなかさんのカツラ必要あるかどうか微妙でおもしろい。
ぜひお笑いナタリーの記事の写真をご覧ください。
これ


・漫才「残りの人生」
35歳は70年生きるとして
人生の折り返し地点だからどうしようかと思っている
というまゆみちゃんに
叱咤激励するすーさんのネタ。
これは
2パターンできあがっていて
どっちにするかでもめている。
ひとつめは
しっかりツッコむ
もうひとつは
ツッコまずにボケを受け入れるネタ。
ふたつやって
どっちのほうがいいのか
お客さんに判定してもらう。
1つ目のほうが
手が挙がったのかな?
でも
その後のトークでも言われましたが
二つ目のほうが漫才としては伸びしろがある変化球のネタだった。
1つ目のほうが分かりやすいけど。

・漫才「デイト」
ディズニーランドに行きたい
デイトしたい
というのをやってみるネタ。
まゆみちゃんが
すーさん演じる男性のクズっぷりに
発狂するネタ。
これ好きです。
ツッコミじゃなくて
発狂
って面白いなあって思って。
それにそれをしてお客さんが笑うっていい。
きっと坂口さんのキャラに合っているのだと思います。

・コント「ラーメン屋」
エロコント。
隣で子どもが
「え!結婚しているよね」
と眉をひそめて辛そうにしてた。
あはは。
でも
あたし
気づいたけど
ロシアンモンキーって色気のあるコンビだったなあって
今になって思った。
ひとりでもエロイです。
すーさんは色気あるんだな、不思議と。
そんなことを再確認してた。
エンディングトークで
すーさんの奥様、お子様、奥様のご両親もいらしているとのこと
はははー
なんでこれやったのよ。

エンディングトークで
もっと
どえらい空気になると思った
とふたり。
芸歴が助けたところがあった
とすーさん。
お客さんの反応見て
「スマップ」のネタとかは早めに撤収したとのこと。
ふたりの雰囲気がちゃんと残ったまま
大黒柱のようなすーなかさんがいて
坂口さんが違和感なく存在していたことに
ちょっと感動を覚えました。
また
ナタリー記事にもありますけど
VTRで
とにかく明るい安村さんが
登場。
全裸に見えるポーズで
告知。
なぜかキャップかぶってるのが
最初から妙におかしくて
あと「はいてますよ」と言ったあともそんなにウケテないのも
面白かったです。

そこで
幕張セブンスターズ(知ってる?劇場応援芸人ね。わたしも全員言えるか自信ない)に
加入が決まったとこのこと。
めでたい…かな?
これで怪獣のネタがたくさん幕張で見られるよ。
ちなみに
今はバレンタインデーの時期ということで
劇場前に
チョコの取得数が発表されてました。
福田さんがダントツで400個弱と書かれてました。
ふーんなるほど、そういうことで、あれかぁ。覚えておきましょう。


・VTR
冒頭のVTRの続き。
コンビを組む電話をしたあと
奥さんにその旨を報告するすーなかさん。
奥さん
シビア。
「テイストが違う」とばっさり言ってました。
あと個人的に
電話かけて
すーなかさんが話し始めた瞬間
「無理無理無理」
と奥さんが言ったことがリアルで笑いました。
いままで
苦労かけてんだな
って見ていて思った。


総括として
おじさんんとおねえさんのコンビって
ちょっとスリリングよね。
演芸場で見る男女コンビを彷彿とさせました。
このひとたち
どういう関係?
あらネタ面白いじゃない
へー!
なんていつも寄席のイロモノさんを楽しんでみてる。
男女の漫才って面白いよね。
寄席の雰囲気感じるのは
圧倒的なすーなかさんの漫才師感が影響しているんだろうけど。
あと
すーさんが坂口さんに優しい
ってのも良かった。
ド下ネタにもならないのも良かった。
ゲスでもいいから
上品にね(ん?矛盾?)
ここまでネタをしっかりやる男女コンビの枠は
よしもとでは
空いているかもしれません。
わたしのなかでは
南海キャンディーズがかつてぶっちぎりと思ってたけど
いま
開店休業状態ですし。
相席スタートとかね。(残念ながらわたしはまだあんまりハマってない)
ここらへんと今後ぶつかっていくのかと思うと
ちょっとワクワク。
怪獣。
このまま賞レースに出て行くとすーなかさんは宣言してましたけど
今年の活躍楽しみです。


以上長くなりましたが
このへんで。

最新の画像もっと見る