昨日から、菅原進学教室と連携した「学習教室」が始まっている。今週一週間の予定だ。
お盆の間ではあるが、3年生から6年生約35が参加している。
欠席者も殆どいない。
この教室は、少し難しい課題に挑戦することを旨としている。
もちろん基礎学力と言われるものの充実は大切なことである。
学力テスト対策としても、その方が効果がある。
しかし、それだけでよいのか。
公立学校はすべての子どもに責任を負わなくてはならない。
私は、問題を簡単に解いてしまっている子は何も勉強していないのと同じだと考える。
勉強とは、壁にぶち当たって、その壁を自分で乗り越える力を獲得する過程なのだ。
そういう意味ではいわゆる「出来る子」の方に課題があるとさえ思う。
なかなか理想的にはいかないが、少しでもそれに近づけるための教室であると位置づけている。
4~5人の先生で対応するのだから、至れり尽くせりだが、
「出来るだけ教えないでほしい」
と先生方には頼んでいる。
大切なのは苦しんで自分で問題を解くことなのだ。
何処まで引っ張れるかが勝負である。