ついに、仙台市交通局も重い腰を上げて、新型エルガを導入したようです。
変速音から察するに、トルコンAT車ではなくAMT車(クラッチと変速が自動のマニュアル車)を買ったようです。休日に見かけたので、時間調整でのんびり走っていたのかもしれませんが、かなりモッサリした加速で、外から見ていても非力な印象でした。変速タイムラグも、かなりあるようです。
理由は分かりませぬが、仙台市交通局はトルコンAT車をここ数年いっさい導入しておらず(中古除く)、そのためMT車設定のあるいすゞ車のみのワンメイクが数年続いていました(単に入札の関係なのかもしれませんけど)。今回、いわゆる「クラッチ付」車がいすゞでも廃止されたので、AMT車を導入したと思われます。
このエルガは、ダウンサイジングターボ??なのか5200ccの直4ターボなんて萎えスペックで、単にクラッチ付MT車だとまともに走らない(orクラッチがすぐダメになる)のでクラッチ付が廃止されたのかと思います。しかし、エルフのAMT車にも乗ったことありますが、あれはひどい変速ラグで、ハッキリ言って最悪です。あんな感じなら、個人的には絶対に乗務したくないバスですね。
ちなみに某M交通は市営バスに先駆けて新型エルガを導入しており、こちらはトルコンATで意外とまともに走ります。
エルガはアリソン製のトルコンATを採用しており、LVキュービックのノンステや旧エルガのBタイプノンステなんかが採用していたZFのクソトルコンとは全然違って乗りやすいので、市営バスも黙ってトルコンATにすりゃいいのに…と、いらぬおせっかい。