
こちらの本、発売されてからずっと気になっていたのですが、思い切って買ってしまいました。9990円なんてカウンターストップしたみたいな金額でぶったまげます。限定3500部、写真600点収録、280ページ。
わが仙台市の昭和の写真を集めた写真集ですが、ただ写真が載せられているだけでなく、一文添えられており当時の情景が分かりやすくなっています。

「あ、コンパーノだ!」なんて思ってみたら、ちゃんと横の説明文にも「昭和39年に発売されたばかりのダイハツ・コンパーノ」と書いてあって笑えます。これ以外の写真にも、車についてボソッと突っ込み入れている文言があり、執筆者はカーマニアらしい。
もっとカラー写真があるのかな?と思ってましたが、カラー写真は少しだけで、ほとんどモノクロの、物凄い古い写真ばかりでした。昭和50年代後半~平成初期くらいが充実していると、リアル世代だったので嬉しかったのですが。この辺りは、政令指定都市化や地下鉄開業などのターニングポイントだった時期なので、もっと載せても良かったと思います。
少数ロットなので、かなり高い価格設定ですが、行った本屋さんでは残部僅少となっていました。増刷はしないようなので、再入荷はしないかもしれませんね。
どうでもいいですが、執筆者にわが母校の教授が名を連ねておりました。あんまり授業の内容は覚えてませんが(笑)