ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

さかもとえいぞう@江古田マーキー 09.1.31

2009年02月05日 | 音楽(主に日本のHR?)
最近2ヶ月ごとくらいにやってる江古田での英三さんのアコギライヴに行って来ました。
ワンマンじゃないライヴってなかなか腰が上がらないんですが(汗)江古田は近いので別です! 練馬で英三さんを観られるというのもありますしねー。
LotRイッキミで完徹したあと10時からチケット取りをして、3時間睡眠で挑みました(笑)

今回はビリケンとの2マンですが、オープニングアクトもありでした。
オープニングアクトはホワイト・リンデンバウムという二人組。ギター&ヴォーカルと打ち込み+キーボードの二人でしたが、ヴォーカルの彼はホスト風?でキーボードの彼はヒップホップ風という不思議な二人組。
MCも、妙に明るくて腰が低くて、なんだかスーパーか居酒屋の呼び込みのような不思議なノリだな・・・と思ってましたが、関西出身ときいてなんか納得???
終盤の漫才のような雑談のノリがおかしかったです。
ユニット名にちなんで某メーカーのバームロールを客席に投げるのをいつもやってるんだそうです。これだけ宣伝してるんだからブ○ボンの人誰か気がついてくれないかな、とか言ってましたが(笑)
最後には皆立ってジャンプしてください、なんて言って、ほぼ客席立たせてました。オープニングアクトでオールスタンディングにさせるなんてすごいなあ(笑)

お次はこれまた二人組のビリケン。名前からして大阪なのかな、と思ったらやはりそうでしたが、ビリーさんとケンさんでビリケン、なんだそうな。
アコギ弾き語りのビリーさんとラッパーのケンさんという変わった組み合わせのユニットでした。1曲目にデビュー曲だという「なごり雪」を歌ってましたが、アコギで原曲を弾き語りの合間にラップが入るというパターン。
ラップ部分では、原曲の歌詞の内容も踏まえながら、現代から「なごり雪」という曲を見ているような雰囲気もあって、これはなかなか面白いなーと思いました。
関西人ということでMCもなかなか面白かったです。
MCじゃないけど、「次の曲は手拍子してください」と言って手拍子させておいて、曲の入り方を間違ってしまい、ものすごい表拍になってしまって途中で曲が止まったのがすごいおかしかったなあ。「なんか今コマ劇場みたいだったよ」って(笑)
あと、つい面白いこと言ってしまってバラードに合うMCができないので練習してるというので、やってみてと言われて、喋っているうちにだんだんナル系のMCになって行ったりとか・・・(笑)
というわけでなかなか楽しかったです。

さて、いよいよ英三さんの登場。今回は永野さんもずっと一緒で二人ギター状態。今回他のバンドも二人ユニットだったからちょうど良かったかも?
最初のMCで、「今日は関西の香りがただよってるけど、僕たちも負けずに花の都江古田の香りを届けたいと思います」なんて言って爆笑を誘ってました(笑)
永野さんが一緒というのもあって、練馬のナンバーも結構やりましたね。「ゲーテの小径」とか「ハローワーク99」とか。
この日は永野さんの誕生日ということで、じょーじ@佐藤氏が「CAP」の三文字が電飾で光るディスプレイをプレゼントしていて、ステージでも活躍してました。
で、「いとしさとし」もやりました。ギターソロ(?)の部分では、ギターボディを叩くところまで一人でやってました。そして客席にも乱入(笑)
「ギターを弾こう」では二人でギター弾きながらくるくる回ったりとかしてました。こういうの、リハーサルとかやるのかな。スタジオで二人でくるくる回ってる姿観てみたい(笑)
弾き終わった後、英三さん、「次回誰か僕とこの曲を弾いてくれるギタリストを募集します」とか言ってました(笑)
最後の曲の前に、実はずっとトイレに行きたかったんだけど、お客さんのおかげでやってるうちに大丈夫になりました、なんて言ってたのですが、終わったとたん、永野さんに「SEの間にトイレ行ってきて。待ってるから」と言って、永野さんがトイレに行っている間にSEのPrecias Momentに合わせて変なアイドルチック?な踊りを踊りだした英三さん(笑)
そのうち、マイクを持ってカラオケと一緒に歌いだして、永野さんが帰ってきたらギターの弾き振り?もさせて(ギターソロとかもやってた(笑))、結局丸々一曲カラオケしてからステージを去っていきました(笑)「次回からカラオケコーナーができてるような気がする」と言って(笑)
そんなこんなでやりたい放題って感じでしたが(笑)楽しかったです!
次回はまた3月に江古田で決まってるんですね。2ヶ月ごとにやりたいとか言ってましたが。今度は元アルージュの山田晃士さんが対バンなんですよね。
また、2月14日には横浜で、久々に大久保さんを迎えてのライヴですが、永野さんもじょーじもロナルドも呼んで・・・なんて言ってたので、かなり練馬チックになりそうです。永野さんはソロでオープニングアクトもやるみたいですね。横浜はなかなか遠くて腰が上がらないんですが、これは行かないと。
いつか江古田で練馬も観たいですねー。
コメント
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LotR SEEイッキミ@TOHOシネマズ六本木

2009年02月03日 | 指輪物語&トールキン
何度目になるんだか既にわからなくなってますが(汗)六本木のLotRイッキミに行ってきました。
前回のイッキミ、始まる時間が早くて、FotRの最中に途中入場する人続出でなかなか集中できなかったのですが、さすがに今回は19時開始にしてきましたね。
おかげで途中入場も少なく、比較的集中できた・・・と思ったのですが・・・
途中で入ってきた、前の列の集団が上映中もずっと喋ってて、集中できないことこの上ない・・・
見た目日本人ぽかったですが、英語喋ってたので、まあ外人さんなんでしょうね。アメリカで見てると思えばまあ仕方ない・・・と思えなくもなかったですが、日本でなんでこんな目に・・・と思うとちょっと悲しかった・・・
隣のお兄さんも、静かなシーンでもずーっとポップコーンバリバリ食べてて、集中できないことこの上なし(汗)
やっと食べ終わったと思ったら、TTTの時にはまた新しいポップコーン買って来てた・・・まだ食うんかい!
しかし、さすがに食べすぎだったのか、途中で食べるのやめてました。ちょっと気持ち悪そうだった・・・
ってこんな周囲の人ウォッチングをしていたので余計に集中できなかったのですが(笑)
まあ30回以上も観てるとこんなもんかもしれませんねえ。
時間が遅くなるにつれ、さすがに皆静かになってきて、後半はかなり集中できる環境ではあったんですが、自分も意識が・・・(笑)
それでも、FotRはほとんど起きてたし、TTTもヘルム峡谷の戦いが始まるまではかなり頑張ってたので、まあ良かった方と言えるかな。

今回、久々だからサントラに集中してみよう・・・と思ったんですが、すでに聴いていても新しい発見があるでもなく(いや、RotK SEEのサントラはまだそんなに聴きこんではないんですが、RotKはあんまり意識なかったから(汗))、そんなにサントラばっかり聴く気分にもなりませんでした。
むしろ、「指輪は南へ」や「カザド=ドゥムの橋」なんか、クリーヴランド管の金管のが上手かったなあ・・・なんと思ってしまって(汗)(この2曲、映画で流れてるのはニュージーランド交響楽団ではなくてロンドンフィルなんでしたっけ?)
LotRシンフォニーの方がいいとこどりで聴いていて楽しかったなあなんてことも考えてしまいました。またいいオケで聴きたいなあ・・・

FotRはSEEで見る方がいい、という人が大半だと思いますが、ひとつだけ、プロローグ終わった後の「ホビット庄の社会秩序」のところのサントラ、絶対劇場版の方が良いです。音楽として完璧というか。シンフォニーでもそうですしね。
ここだけ劇場版で、後はSEEどおりって編集はできないものか・・・(笑)
あと、ガンダルフがはなれ山の地図を見る時の音楽、「ホビット」でも出てくるのかなあ・・・なんてちょっと考えてしまいました。あれだけ独立したテーマだもんなあ。
FotRではあんまり集中できなくて今イチ話に入り込めなくて、いつもわりと感動してしまう、ガンダルフが落ちてからモリアを出るあたりのシーンも流してしまったのですが、(だってこの感動のシーンでも喋ってるんですよ前の人たち・・・)なんか久々にボロミアがメリピピを助けに来るシーンで来ました。
ボロミア、フロドにしてしまったことのつぐないもあってメリピピを助けようとしてたんだよなあ・・・と、原作どおりのことに感動したりして。(原作のようにアラゴルンに頼まれたわけではないけれど)
今更ですがボロミアかわいそう。メリピピも救えなかったと思っただろうなあ。アラゴルンがメリピピを救う方を選択したのはボロミアのためにも良かったなあと思います。
「一行の離散」もサントラいいですよね・・・これも音楽がシーンと合っていて完璧だと思うなあ。音楽だけ聴いてもいいですが。
In Dreamsは、今はすっかり声変わりしているはずのエドワード・ロスくんの美声をしみじみと聴いてしまいました。正直、サントラCDのように、「一行の離散」の後にMay It BeじゃなくてIn Dreamsが続く方が良いのになあ。

TTTは、サントラがFotRよりも断然カッコイイですね。というか私の好みなのか。
三人の追跡者が走って行って、ローハン平原を見下ろすところでローハンのテーマが登場するところ、やっぱカッコイイなあ。
TTT SEEはさすがに長すぎで話も散漫な感じはあるのですが、個々のシーンは結構好きですね。
前半は結構いいなあと思います。エオメルもファラミアもカッコイイし、エオウィンもいいし、グリマもいいしなあ。メリーはカッコかわいいし(笑)ギムリもかわいいし。ゴラムもかわいい。
もともと映画のファラミア擁護派ではあるんですが、今回観ていて、なんかファラミアいいなあと思いました。FotRではボロミアいいなあと思ったし、なんか兄弟の魅力再発見?(笑)
確かに原作の高潔なファラミアと比べると・・・というのはわかるんですが、映画のファラミアも人間くさくていいなあと思います。
ガラドリエルがエルロンドとのテレパシー会話(笑)で、「指輪が人間の手に落ちれば堕落させるのは簡単だから指輪は人間に近づこうとしている」「ゴンドールの若き大将が指輪を我が物とすれば指輪の目的は達せられる」というようなことを言ってるんですが、これ結構大事なポイントだよなと。
指輪は、人間を堕落させるのが一番簡単だから・・・と、旅の仲間の中ではボロミアを誘惑しにかかって、ボロミアは負けてしまったんですね。
でも、負けたと言ってもあのアモン・ヘンでの一瞬だけで、正気に返ってからは償うために戦ったんだから、「指輪を我が物にして堕落して父上にすら誰かわからなくなる」ってRotK SEEのファラミアの台詞は言いすぎだと思うんだが・・・(汗)
で、今度はまたファラミアを誘惑しようとしたけれど、ファラミアは指輪をデネソールの元へ持っていこうとはいたけれど、自分のものにしようとはしなかった。ここがファラミアがボロミアよりも優れているところだったんですね。
映画では、ファラミアよりボロミアの方が優れていると、本人たちも周囲も思っているわけですが(原作でもそうか。周囲の人たちはファラミアの優れたところに気がついているけれど)、実はファラミアはボロミアよりも優れていた、ということがここで明らかになっているのですが・・・ピピンがいみじくも「あなたには別の種類の強さがあります」と言ったように。
このあたりがもっとわかりやすく前面に出ていれば、ファラミアの株ももっと上がったのに・・・と思いましたね。
あと、エオウィンがやっぱりいいよなあと。角笛城で、アラゴルンに「一緒に戦いたい」と訴えるところ、かわいくていいよなあ。
エオウィンの心情、途中までは丁寧に描かれてたのに、終盤バタバタだったのが実に勿体無いです・・・
角笛城でのギムリとレゴラスはかわいいよなと。ペレンノールのじゅうを倒した後の「今のはひとつで数えろ」も、TTTから続けて観てると微笑ましいです。あのじゅう倒し自体はもうギャグですが・・・(汗)
ゴラムもかわいいんですよね、TTTは・・・。個人的には長島雄一さんの吹き替えだともっと好きなんですが。吹き替えも久しく見てないなあ・・・

RotKは、かなり意識失ってた時間が多いんですが・・・(汗)前半は頑張ってたんだけど、ペレンノール野のあたりかなりやばかったです。死者の道全く見なかったし(笑)
後半もかなり撃沈・・・ほろびのき裂の記憶ないし、気がついたら戴冠式終わってたし・・・(汗)
それでも意識わりとしっかりしてた序盤、メリーがアラゴルンと一緒にピピンを見送るシーンいいよなあと。ここはSEEが絶対いいですね。
ピピンもいなくなったことで、メリーの原作に近い「皆いなくなってしまって自分は置いていかれる」という気持ちに共感してしまいますねー。
RotKのメリー、セオデンとの絡みがほぼなかったのが残念ですが、代わりにエオウィンと一緒に頑張るというのもまた良いかな、と思います。
エオウィンがメリーに自分の戦いたい気持ちを重ねているところも良いし。馬鍬砦でのエオメルとの会話や、セオデンとの会話(実はセオデンとの会話のシーンは意識なかった(汗))もいいですねー。
ただ、SEEの、ペレンノールに向かう途中でのメリーとの会話で、なんかふっきれたような感じになってるのがちょっと気になるんですよね。ふっきれるの早すぎというか・・・
セオデンとの別れを観ても、エオウィンの気持ちがほぼ完結してしまって、ファラミアとのエピソードが付けたしのようになってしまったのが残念ですねー。
なんか今回は、今まで原作と比べてどうしても今イチ・・・と思ってしまったエオウィンが魔王を倒すシーンも、それなりにカッコイイかな、と思って観られました。はじめてかも(笑)
あとは、黒門前で、ギムリとレゴラスの会話からフロドとサムのシーンに映るところ、サントラが良くてじわって来ますねえ。フロドとサムのところに来るとコーラスに変わるのがいいんですよねえ。ここは音楽だけ聴いてるよりも映像と一緒の方が断然いいですね。「王の帰還」なんかはむしろ音楽だけの方が泣けるんだけど・・・
意識がなかったので飛びますが(汗)灰色港では、エルロンドがビルボに手を差し伸べるところでうっと来てしまいました。ビルボとエルロンドの絡みが映画ではほぼなかったので、ここだけが原作の二人の仲の良さ?を感じさせて、時々ツボに入っちゃうんですよね。原作のエルロンドのビルボに対する優しさが好きなものですから。
「ホビット」でエルロンドとビルボの場面を見るのが今からちょっと楽しみなのですが。

とまあ、相変わらずとりとめもないイッキミ感想でした。
やっぱり続けてみると面白いですよね・・・って全部観てないですが(汗)
今度吹き替えイッキミDVDでやってみたいなあ。いや、単独でもいいんですが。
この日はイッキミ観たあとすぐに帰って10時からチケット取り、その後3時間睡眠の後夜はライヴというハードコースだったんですが、いつぞやの横浜イッキミの翌日大阪でミュージカル、よりはマシだったかな(笑)
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