なかなか旅行記に入りませんが・・・(汗)恒例の?機内で見た映画の感想です。
台湾行きの飛行機、行きよりも帰りの方が早いので、前回行った時は帰りに見た映画が途中で終わってしまったという・・・
今回は事前に上映映画のラインナップも調べ、上映時間も考えて、どの映画を行きに見て帰りに観るか決めて観ました。(観る映画選べるタイプだったので)
で、行きに「おくりびと」、帰りに「ハッピーフライト」を観る予定だったのですが・・・なんと帰りの飛行機はそもそも映画が観られないタイプだったのでした。
ハッピーフライトの方が見たかったのになあ・・・まあいつかテレビで観られるでしょうけど。
ちなみにANAだったんですが、音声が機内上映とは思えないくらいクリアによく聞こえてびっくりでした。音楽聞くのにはなかなかいい環境でしたね。
ただ、なぜかサントラの方が台詞より音が大きく、調整が難しかったです。普通サントラなんてほとんど聞こえないんだけどなー。ショア作曲のThe Last MIMZYの時このくらい聞こえればよかったのになあ・・・
サントラ良かったので、比較的いい音で聴けてよかったです。
この映画、話題になっていたものの、監督が「陰陽師2」のあの人だよな・・・とちょっとひっかかってたのでした。「陰陽師2」最悪だったからな・・・(汗)
観てみて、まあ「陰陽師」みたいなひどいことはありませんでした(笑)
淡々と静かに進む雰囲気は良かったし、山形の風景やレトロな建物もいい雰囲気でよかったです。
ただ、ストーリーが意外にひねりがなかったかなーと。途中の職業差別云々の場面はいらなかったなあ。実際にあんなに差別されるとは思えないし。淡々としたまま、最後の父親のエピソードまでつながってたら、もっと良かったのになあ。
父親のエピソードもなんとなくああなるのでは、と予測ついたし、銭湯のおばさんも絶対ああなるだろうなと思ったし。息子の職業差別の件があったから余計に予測ついてしまった。あれで和解するのって安直すぎる・・・いや、和解するのが安直なんじゃなくて、あそこで和解するという話を作るために、職業差別の件があったんだろうな、というのがね・・・
主人公の妻が実際に納棺する姿を見て理解して・・・というのもベタすぎでしたね。
石文のエピソードもベタだなあと思ってしまったんですが・・・(汗)ひねくれてるのかなあ私。
とまあストーリーにはもっとひねりが欲しかったんですが、全体的な雰囲気は良かったですね。
文句いいつつ、実は2件目の仕事のあたりからもう泣いていたという(汗)
納棺の儀式って、別れの儀式として大事だよなあと、実際に体験すると思いますね。故人への思いを整理して、故人の死を受け入れるための。
映画の中でも、納棺の後思いのたけを開放して号泣したり、逆に故人を囲んで笑ったり。(うちは爆笑系でした(汗))どこか暖かい儀式なんですよね。
そういう、納棺という儀式のもたらす暖かさを描けていたのが良かったと思うし、そのあたりがこの映画の評価されるところだと思います。だからこそ、もうちょっとストーリーがひねってあればなあと思ってしまうのですが。
東京や都市圏だと納棺も自宅でやるケースは少ないのではないかと思いますが、舞台が山形ということもあってか、自宅での静かな納棺の場面になっていたのも良かったですね。
笹野高史さん演じる銭湯の常連さんが火葬場の職員だった、というのも良かったですね。火葬場で、燃えていくところを見たいとは私は思わないけど・・・
「また会いましょう」って、泣かせるよなあ・・・さすが笹野さん。
久石譲氏のサントラも静かにハマっていて良かったです。チェロの独奏を始め、静かなソロ楽器の演奏が主だったのが良かったと思います。
あの主人公が弾いてたチェロの曲、サントラのオリジナルですよね?
クリスマスにアヴェ・マリアを弾くシーンでも、選曲も演奏も良くて、素直に音楽に心を動かされました。社長や事務の女の人(汗)が心を動かされているのに説得力がありましたね。
というわけで、ちょっとベタかなあと思うところもありましたが、なかなか良かったです。アカデミー賞獲れるかなあ?
劇場で見てないので順位はつけません。
で、これから観に行く予定の映画のリスト。
公開中 「マンマ・ミーア!」「三国志」
2月28日公開 「オーストラリア」
4月10日公開 「レッドクリフpart2」
5月公開 「インスタント沼」
6月6日公開 「スタートレック」
6月公開 「トランスフォーマー・リベンジ」
7月17日公開 「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
夏公開 「MW-ムウ-」
8月22日公開 「X-MEN/ウルヴァリン」
9月19日公開 「カムイ外伝」
9月公開 「キラー・ヴァージンロード」
12月公開 「のだめカンタービレ THE MOVIE Ⅰ」
公開時期未定 「ニューヨーク、アイラブユー」
台湾行きの飛行機、行きよりも帰りの方が早いので、前回行った時は帰りに見た映画が途中で終わってしまったという・・・
今回は事前に上映映画のラインナップも調べ、上映時間も考えて、どの映画を行きに見て帰りに観るか決めて観ました。(観る映画選べるタイプだったので)
で、行きに「おくりびと」、帰りに「ハッピーフライト」を観る予定だったのですが・・・なんと帰りの飛行機はそもそも映画が観られないタイプだったのでした。
ハッピーフライトの方が見たかったのになあ・・・まあいつかテレビで観られるでしょうけど。
ちなみにANAだったんですが、音声が機内上映とは思えないくらいクリアによく聞こえてびっくりでした。音楽聞くのにはなかなかいい環境でしたね。
ただ、なぜかサントラの方が台詞より音が大きく、調整が難しかったです。普通サントラなんてほとんど聞こえないんだけどなー。ショア作曲のThe Last MIMZYの時このくらい聞こえればよかったのになあ・・・
サントラ良かったので、比較的いい音で聴けてよかったです。
この映画、話題になっていたものの、監督が「陰陽師2」のあの人だよな・・・とちょっとひっかかってたのでした。「陰陽師2」最悪だったからな・・・(汗)
観てみて、まあ「陰陽師」みたいなひどいことはありませんでした(笑)
淡々と静かに進む雰囲気は良かったし、山形の風景やレトロな建物もいい雰囲気でよかったです。
ただ、ストーリーが意外にひねりがなかったかなーと。途中の職業差別云々の場面はいらなかったなあ。実際にあんなに差別されるとは思えないし。淡々としたまま、最後の父親のエピソードまでつながってたら、もっと良かったのになあ。
父親のエピソードもなんとなくああなるのでは、と予測ついたし、銭湯のおばさんも絶対ああなるだろうなと思ったし。息子の職業差別の件があったから余計に予測ついてしまった。あれで和解するのって安直すぎる・・・いや、和解するのが安直なんじゃなくて、あそこで和解するという話を作るために、職業差別の件があったんだろうな、というのがね・・・
主人公の妻が実際に納棺する姿を見て理解して・・・というのもベタすぎでしたね。
石文のエピソードもベタだなあと思ってしまったんですが・・・(汗)ひねくれてるのかなあ私。
とまあストーリーにはもっとひねりが欲しかったんですが、全体的な雰囲気は良かったですね。
文句いいつつ、実は2件目の仕事のあたりからもう泣いていたという(汗)
納棺の儀式って、別れの儀式として大事だよなあと、実際に体験すると思いますね。故人への思いを整理して、故人の死を受け入れるための。
映画の中でも、納棺の後思いのたけを開放して号泣したり、逆に故人を囲んで笑ったり。(うちは爆笑系でした(汗))どこか暖かい儀式なんですよね。
そういう、納棺という儀式のもたらす暖かさを描けていたのが良かったと思うし、そのあたりがこの映画の評価されるところだと思います。だからこそ、もうちょっとストーリーがひねってあればなあと思ってしまうのですが。
東京や都市圏だと納棺も自宅でやるケースは少ないのではないかと思いますが、舞台が山形ということもあってか、自宅での静かな納棺の場面になっていたのも良かったですね。
笹野高史さん演じる銭湯の常連さんが火葬場の職員だった、というのも良かったですね。火葬場で、燃えていくところを見たいとは私は思わないけど・・・
「また会いましょう」って、泣かせるよなあ・・・さすが笹野さん。
久石譲氏のサントラも静かにハマっていて良かったです。チェロの独奏を始め、静かなソロ楽器の演奏が主だったのが良かったと思います。
あの主人公が弾いてたチェロの曲、サントラのオリジナルですよね?
クリスマスにアヴェ・マリアを弾くシーンでも、選曲も演奏も良くて、素直に音楽に心を動かされました。社長や事務の女の人(汗)が心を動かされているのに説得力がありましたね。
というわけで、ちょっとベタかなあと思うところもありましたが、なかなか良かったです。アカデミー賞獲れるかなあ?
劇場で見てないので順位はつけません。
で、これから観に行く予定の映画のリスト。
公開中 「マンマ・ミーア!」「三国志」
2月28日公開 「オーストラリア」
4月10日公開 「レッドクリフpart2」
5月公開 「インスタント沼」
6月6日公開 「スタートレック」
6月公開 「トランスフォーマー・リベンジ」
7月17日公開 「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
夏公開 「MW-ムウ-」
8月22日公開 「X-MEN/ウルヴァリン」
9月19日公開 「カムイ外伝」
9月公開 「キラー・ヴァージンロード」
12月公開 「のだめカンタービレ THE MOVIE Ⅰ」
公開時期未定 「ニューヨーク、アイラブユー」