ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

上野樹里と5つの鞄 第二話&第三話

2009年09月21日 | 上野樹里
感想溜まってしまって二話と三話の感想です。
まず第二話HOPE。
30分という短い時間を活かした話のつくりだなーと思いました。メインが閉鎖されたエレベーターの中というのが、1時間だと長すぎるだろうなあと。
あのドリンク剤の瓶、絶対こぼすと思ったよ・・・
エレベーターの中の映像が面白かったですね。ホラーのようにカメラに迫ったりとか、方向を変えて、あり得ない壁上りやったりとか(笑)
しかし、床に着地する度に、「さっきひっくり返ってた虫は?」と気になってしまった・・・絶対つぶしてそうだよ(汗)
自分は頑張ってるのに、最悪の事態が重なり、究極の結果エレベーターに閉じ込められて絶望の時を過ごした主人公が、きれいさっぱり今までを捨てて歩き出すラストは爽快でした。
樹里ちゃん的にはやっぱりエレベーターの中の百面相?が見所でしたかね。

続いて第三話となりのとなりのあきら。
これ、あらすじ読んでいて、色々と予想を裏切られました。まず、幼ななじみのあきらって、同級生とかかと思ったら小学生・・・
そして、男の子かと思ったら女の子・・・!
なんだか主人公は樹里ちゃん演じるみすずではなくてあきらでは・・・という感じでしたが、話に引き込まれたし、観終わった後のさわやかな充足感も良かったですね。
バスが到着したのが夜明けというのも、さわやかさにつながってたかな。回想シーンでも夜明けのシーンがあったけど・・・
全体的に夜明けのようなちょっと薄暗い雰囲気でしたね、そう言えば。そのあたりのトーンも良かったかな。
冒頭、妊娠検査薬の微妙な線がちょっと笑えたんですけど(笑)それを必死で観ている樹里ちゃんも・・・(笑)
あきらの、年上の友達に対する恋愛に近いような強い思いは、見ていてちょっとムーミンとスナフキンを思い出したかな。
そういう子供時代の思いを乗り越えて、スカートをはいてみすずからもらったかばんを持って大人への道を踏み出して行くあきらの明るい様子と、一足先に現実をみつめて大人の世界に入って行ったみすずの手紙の内容が、さわやかなラストになっていたと思います。
3話観た中では一番良かったですね。
樹里ちゃんは主人公でもないような感じでしたが、わりと普通のシチュエーションの中での微妙な演技が良かったです。かえって演技力を感じたかな。
あと、樹里ちゃんのナウシカのコスプレが見られるとは(笑)「ほら、こわくない」ってちょっと笑ったんですけど(笑)二話もアニメーターの話でしたが、なんかアニメづいてるのは偶然?

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