ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

蛮幽鬼

2009年10月17日 | ミュージカル・演劇
上川さんファンのRちゃんに誘われて行って見ました。新感線×上川さんはそういや3本とも観てるな・・・
実はこれ「いのうえ歌舞伎」というシリーズになるそうで、今までは歌舞伎役者が主演してたようですが、今回は歌舞伎の人一切なしでやったんですね。
どの辺が歌舞伎なのかどうかはよくわかりませんでしたが・・・花道使ったり、拍子木使ったりってとこくらいかな。
まあ回り舞台やせり出しとかも上手く使ってたと思いますが。衣装も豪華でよかったです。
派手な演出と差し挟まれるお手のもののギャグで、長さを感じさせずに見させました。やっぱ作りなれてますねー。
SHIROHの時は、音楽劇というのに縛られてか、ぎこちないところがあったなーと比較して思いました。こちらの方が作りなれてる感じがしますね。
脚本も、単なる復讐モノにならず、上手くアイロニーを効かせてるなーと思いました。最初のシーンに伏線が隠されてたりとか。
でもまあ、感動したりするほどではなかったですけどね。やっぱりエンターテイメントかなと。(でも泣いてる人いたけど・・・(汗))
上川さんは、意外と正義の人?のままでちょっとがっかり。プログラム読んだら、上川さんに怨念とかそういう役をやらせたかったとか書いてあって、それならもっとなあ・・・と思ってしまいました。
堺雅人さんの役の方が面白かったなあ。ただ、どうも堺雅人さんの「さわやかな笑顔で残酷」というキャラクターを強調しすぎというか。それが売り?なのはわかるんだけど・・・。しかも堺雅人さんが悪役やるの別に珍しくもないしなあ。
でも、終盤本気になった時の表情の変わり方とか、迫力あってさすがだなーと思いましたけど。
早乙女太一さん、まず女形で登場したり、殺陣もたくさんあったりで、お約束の扱いでしたが、エンターテイメントとしては良かったですね。殺陣もさすがに上手いし。ちょっと回りすぎじゃない?と思ったけど(笑)
あと山内圭哉さんが面白かったなー。いや面白い人たくさんいたんですが特に。覆面してるシーンが一番面白かった・・・(笑)
プログラム読んだら、なんと山内一豊の子孫なんですねー。でテーマの「許せないやつ」にご先祖様を演じた上川さんを選んでました(笑)

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