ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

朗読CDその19

2009年06月08日 | 指輪物語&トールキン
休み中、朗読CDもさくさくと(私としては)進んでます。ついにTTT終わってRotKも順調にCHAPTERⅡに入ってます。
どうも新しい登場人物が出てきた時にしか感想書いてないんですが、やはり5ヶ月ぶりの感想はデネソール登場でした(笑)
デネソール、映画はもちろん、ラジオドラマでさえもなんか感情的な演技になっていて、どうもイメージ違うよなあ、と思ったんですが・・・
原作をそのまま読んでいるから当然、とも言えるかもしれませんが、Rob Ingrisさんのデネソール、イメージどおりでした! クールで知的で厳しい感じで、まだ狂気に陥ってもいないし、元々の悪人でもないという・・・
そうなんだよ、デネソールってこうなんだよ、ってなんか嬉しいような、他のデネソールがひどすぎると思って悲しくなってしまうような・・・
こういうデネソールの役作りで、表情も見てみたかったなあ。ピピンに忠誠を誓われて、あるかなきかの微笑が顔を横切るところとか。本当に、あの冷静で厳しいデネソールの心をピピンが動かしたんだと思うと、感動するんですよね・・・
出だしは上々ですが、これから終盤に向けてどんな演技をしてくれるのか、楽しみです。(終盤感情的すぎてどんでん返しもまだまだあり得るからなあ)
あと、ベレゴンドとベアギルも登場しました。
ベレゴンドはほとんど声作ってないというか、地の文を読む時の声とあまり変わらないような。
ベアギルは、結構ピピンとの声色の分け方が難しそうだなーと(汗)ピピン、ホビットの中でも声一番高いから。
私が大好きなベアギルの台詞、原書では「It is good to be there in Spring, the wood and the fields are full of flowers.」なところが「春に行くと素敵ですよ、森も野原も花でいっぱいで」と訳している瀬田訳がやっぱり好きだなあ、と思いました。単に「春に行くといいですよ」ではなくて。ロスサールナッハに行きたくなります。(イギリスの田舎でも可(笑))
ベアギルは後の方でもすごく好きな台詞を言ってくれるんですが。
実は私が映画に出てこなくて一番残念だったのはベアギルなんですよね。まあカットされた理由は重々わかるんですが。
ホビットすら癒してしまう子供の力ってすごいなあと。
やっぱり「王の帰還 上」って一番好きなところだなあと改めて思いました。これからもっともっと好きなシーンが出て来るんだよなあ。楽しみです。
休み中にどこまで進めるかな。
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