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ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

LotRサントラCD?

2005年03月14日 | 指輪物語&トールキン
えーと、なんと言ったらいいのかわからないんですが(汗)LotRサントラを全く別にレコーディングしたこちらのCDちゃんと聴きましたので、感想をば。
前の日記で、オケのレベルが今ひとつ・・・とか書いたのですが、よくよく聴いてみたら、そんなに悪くありませんでした。金管がちょっと・・・ですが(汗)いきなり「一行の離散」の最初のホルンが合ってなかったのでがっくりしてしまったんで(汗)
打楽器も、演奏が悪いというよりは、「ちょっと違うんだよなあ」という演奏でした。
ハワード・ショアが、オリジナルのロンドンフィルの演奏は金管楽器(特にホルン)と打楽器が違うのだと言っていましたが、そのあたりをまたまた実感したなあという感じですね。
でもソロ楽器はなかなか良かったです。特にヴァイオリン。前にも書きましたが、ホビット庄のフィドルを普通にヴァイオリンで弾いているのがとても良いです。オリジナルのフィドル奏者ダーモット・クレハン氏も良いフィドル奏者なんでしょうが、やはりオーケストラでコンサートマスターを勤める人の演奏の方が上手いなあと思いますね。
あ、どーでもいいんですが、このCD、何箇所か"All music composed by Howard Score"と書いてあったりして(汗)他のところはちゃんとShoreになってましたが。誰それ・・・(笑)

1枚目、FotRの部?はいきなりTHE FELLOWSHIPと題して「一行の離散」から始まります。THE BRAKING OFをはぶいた?(笑)
しかし、最後になぜかエルロンドの会議でサムが出てきたあたりからの音楽になり、最後は堂々と「旅の仲間のテーマ」で終わってしまうのがうーん。IN DREAMSでしっとりではいけなかったのでしょうか。
と思ったらまたまたいきなり「預言」が始まって振り出しの戻るという(笑)不思議な構成です。
FotRの選曲は、裂け谷やロリアンやアモン=ヘンがなく、「過去の影~闇夜の短剣」なんて渋い選曲(笑)
そして「カザド=ドゥムの橋」では、ドワーフコーラスがまあまあでした。もちろんオリジナルのマオリコーラスには適いませんが、このくらいなら許せます。
いや、各地のコンサートでヘタレドワーフコーラス聴いてきたものですから(笑)LONDON VOICESのヘタレぶりが衝撃でしたねえ(笑)
で、その後にティンホイッスルなのかパンフルートか何かなのか、が主旋律のインストバージョンのMAY IT BEでFotRは終了。
TTTでは「夕星姫」でのソプラノソロが、上手いのですが、ちとビブラート効かせすぎで下品な印象が(汗)もっと幽玄な声が良かったのですが・・・。RotKの戴冠式のアルウェンのテーマもそうでしたね。
少年ソロのパートを歌っているソプラノの人は本当にベン・デル・マエストロくんそっくりの綺麗な声でした。この人が他のソプラノも歌っちゃえば?と思ったくらいで(汗)
でももしかしたら、名前は女性でしたが、子供なのかも。とにかく綺麗な声でした。
2枚目はRotKの曲と、ボーナストラックで主題歌3曲のヴォーカルヴァージョン。
RotKは、最後は「王の帰還」で感動的に終わった・・・と思ったら、灰色港には行かず、いきなり「エンディング」と題して、「ローハンの騎士たち」のローハンのテーマのところが始まってびっくり(汗)そして最後には、最初の「THE FELLOWSHIP」の最後に出てきた、エルロンドの会議での「旅の仲間のテーマ」でじゃーん、と終わりました。灰色港無視されてるよ・・・(汗)
そしてさらにその後にINTO THE WESTが続いたりして。このあたりの曲の構成は解せないものがありましたねえ。

しかし、このアルバムの一番の収穫は、「ゴラムの歌」と「INTO THE WEST」のインストヴァージョンでしたね。
「ゴラムの歌」はヴァイオリンが、INTO THE WESTはチェロが主旋律を弾いていたのですが、これがとても素敵な味わいで、オリジナルとはちがった魅力がありました。
最後に収録されていたヴォーカルバージョンが今ひとつだったのでなおさら(汗)
ふと思ったのですが、各地のコンサートでソリストには苦労しているようなのですが、無理にヴォーカルでやらなくても、インストでやった方がいいかもしれないなあと。
それにしても、シセルはもちろんなのですが、ケイティ・ヌーナンってかなりいいヴォーカルだったなあと改めて思いました。彼女の歌が聴けてとてもラッキーだったなあと思います、ホント。

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