ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ヴァルトホテルその1

2009年09月11日 | 旅行
さて、ダヴォス村の駅に戻ってとぼとぼと歩いていく先は、カーチャ夫人が療養していたというヴァルトサナトリウムだったというヴァルトホテルです。
「魔の山」の記述どおりに駅から行けたら・・・と思ったんですが、微妙に道が違うのか描写とはちょっと違ってましたね。
それ以前に、道が入り組んでいて、どの道に行ったらあそこまで出られるの? という感じに・・・小説どおりに辿るどころではなかったですね(笑)
しばらく歩いていると、ちょっと高いところにホテルはすぐ見えてきます。ヨーアヒムによると、街から少し高くなっているけれど、一番高いのはシャッツアルプサナトリウムでここからは見えない、ということですが。
すぐ後ろに森が控えていて、まさにヴァルト(森)のホテルです。
「バルコニーが並んでいて遠くから見ると海綿のよう」という記述とは合っていますね。ホテルはすっかり建て替えられている感じでしたが。


ヴァルトホテルに上る途中で撮った、谷間の町の写真。
手前にある不思議な屋根の建物は、もしかしてダヴォス会議で有名な国際会議場? 時間がなくて全然観られませんでしたが・・・
しかしいい天気だな・・・


いよいよ到着。


寝椅子があるバルコニーを撮ってみました。

しかしこのホテル、すっかり建て替えられているようで、結構近代的でしかもわりとチープな感じの内装・・・
予約サイトを見たら、宿泊料金も結構お手ごろ価格だったしなあ。(でもダヴォスのホテルはどこも予約一杯でしたが)
ベルクホーフのモデルはむしろシャッツアルプホテルの方らしいですね。シャッツアルプサナトリウムの名前は別に「魔の山」の中で出てきてますけど・・・
後で行ったミュンヘン近郊のトーマス・マンの仕事部屋でも、ダヴォスのサナトリウムの写真としてしっかりシャッツアルプホテルの写真が使われてました・・・(汗)

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