トールキンアンサンブルの4枚組みCDの感想その4

その3を書いてから随分間が空いてしまいましたが(汗)
いつのまにやら日本のamazonでも普通に取り扱うようになったようですね、やっと。マーケットプレイスの時より若干高くなりましたが。
私3千円台で買っちゃったんですよね～(汗)

さて、初めて聴く曲の感想の続き。
ディスク3
1.Lament for Boromir
これは聴いてみたいなーと思っていた曲でしたので嬉しかったです。ピアノの不思議なフレーズで始まり、曲調も3拍子の激しいテンポからゆったりした4拍子に変わったりと、不思議な味わいの曲です。
原作どおりアラゴルン、レゴラス、アラゴルンと歌います。アラゴルンのMorten Ernst Lassen氏の張りのある美声も素晴らしいし、レゴラスのCurt Ravn氏の優しい歌声も好き。ということでとても素敵な曲です～

5.The Ent and the Entwife
これもとても楽しみにしていた曲でした～。ラジオドラマの曲も大好きで。
ゆったりしたテンポに、寝る前に聴くとまず間違いなく眠りに落ちてしまうのですが・・・(笑)
ゆったりした7/8拍子(時々8/8拍子に)の変則的なテンポが、不思議な物悲しい雰囲気を醸してして・・・Signe Asmussenのメゾソプラノの美しい癒し声も相俟って、ちょっと泣けてしまいました。
ラジオドラマの曲も大好きですが、この曲も好きです!

10.Gandalf's Song of Lorien
ガンダルフが美声で歌い上げます・・・アラゴルンやエオメルが美声で歌っても平気だけど、ガンダルフが歌い上げるのは違和感がある私・・・なんでかなー。
(感想それだけですかい・・・(汗))

15.Gollum's Song / Riddle
いや～、この方歌手なんですよね??? 演技力に感動しました(笑)美声でありながらもスススとかシシシとかちゃんと言ってるし! ゴラムらしくて名曲と言っていいですね～

ディスク4
2.Lament for Theoden
7.Song of the Mounds of Mundburg
教会音楽風???のコーラスが素晴らしいです。が、歌詞がどうやっても聞き取れません(汗)英語なのに・・・どこをどう歌ってるんだ!?

10.Sam's Song in the Orc-tower
これも楽しみだったんですが、ドナルド・スワンの曲やラジオドラマの曲のように感動的なのを期待していたのですが・・・サムが歌うにふさわしい素朴なイメージが勝ってる感じでした。
考えてみたら、ドナルド・スワンやラジオドラマの曲はサムが歌うには複雑すぎるんじゃ、とは思ってたので、これが正しい姿なのかもしれませんが・・・

15.The Old Walking Song (III)
16.A Walking Song (II)
17.Elven Hymn to Elbereth Gilthoniel (III)
3枚目のアルバムに入っていた曲ですが、大幅にアレンジが変わって感動的になってました!

というわけで駆け足な感想ですが・・・
通して聴いていて思うことなんですが、ファラミアやエオウィンの詩ってないんですよねー。まあエオメルもペレンノール野でちょっと歌うだけだけど・・・
エオウィンのいさおしの歌なんてあっても良かったような気がしますけどねえ。

これでトールキンアンサンブルも全部聴いたので、ラジオドラマやドナルド・スワンの曲との比較とかやりたいなーと思うのですが、いつになるやら・・・