ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ブラックスワン(ネタバレ)

2011年07月19日 | 映画
ナタリー・ポートマン祭り第二弾(笑)
ナタリーがオスカー獲ってすっかり注目作になった感がありますが、意外とそんなでもない・・・という感想もちらほらあり、どうかなーと思いつつ観に行きました。
オスカー候補になるにしては意外とインデペンデント系のような?暗めの映像でなかなか雰囲気良かったです。
前半は、まあありがち?な殻を破れないヒロインの悩みを描いているかなーという感じで、ちょっと妄想と現実が交錯している感じが変わっているかな、と思う程度でしたが、初日の舞台の幕が上がってからがすごかったですね。
どんどん黒鳥に変わっていく幻想はちょっと鳥肌立つ感じでした。
衝撃のラストとか言ってましたが、事前に聞いてたので多分死ぬんだろうな・・・と思ってたのでそんなにびっくりではなかったけれど。
振付師のトマはニナが殻を破ってプリマダンサーとして成長することを意図していただけだろうけれど、それがニナの中に抑圧されていた欲望を予想外に解放してしまったんですね。まさかここまでの事態になるだろうとは誰も予測できなかったのでは。芸術の悪魔に魅入られてしまったような・・・
欲しかったものを手に入れたけれど、それは一瞬のこと・・・その代わりに最高の瞬間を手に入れたけれど・・・
実生活での幸せを手に入れることないまま、舞台の上での最高の瞬間だけを手にして命尽きてしまったニナは、本人は満足そうだったけれど哀れでした・・・やっぱりどこか生贄のような印象がありましたね。
ナタリーのバレエがすごいという前評判でしたが、素人目にもたいしたことなくない?というか(汗)表情はさすがでしたが、手の演技とかもっとできても良さそうな気がしましたが・・・そんな簡単なものじゃないってことですかね。
吹き替えなしで踊ってると思った人が結構いたとかいう話ですが、吹き替えとナタリーが踊ってるのとすぐわかりましたが・・・(汗)
でも、アップの場面だけでも自然な演技になっていたので、頑張ったんだろうなーと思います。
ヴァンサン・カッセルが年取っててちょっとショック・・・見ているうちに見慣れましたが(汗)どうも今年は「あの人は今」的な懐かしいキャストに巡り合うことが多いなあと思いかけましたが(エドワード・ファーロングとかケイリー・エルウェスとか)、ヴァンサン・カッセルはずっと活動続けてますよね(汗)
ちゃんとフランス人の設定になってたのは、あれでも英語の発音がやっぱり不自然なのかなー。私には全然わかりませんが。
終盤迫力ある映像に圧倒されましたが、意外に心には残らなかったかな・・・(汗)前評判どおり、というところでしょうか。


てな訳で今年見た映画の順位。
1.エンジェルウォーズ / 2.アレクサンドリア / 3.ナルニア国物語第三章 アスラン王と魔法の島 / 4.紙風船 / 5.ブラックスワン / 6.ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路 / 7.グリーンホーネット / 8.GANTZ PERFECT ANSWER / 9.GANTZ PART1 / 10.抱きたいカンケイ
なんか紙風船の評価が意外に高いな・・・

あと今年観に行く予定の映画
鑑賞済み「マイ・バック・ページ」「水曜日のエミリア」「メタルヘッド」「マイティ・ソー」
公開中「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」
7月29日公開「トランスフォーマー/ダークサイドムーン」
8月20日公開「うさぎドロップ」
8月27日公開「ハンナ」
9月23日公開「プリースト」
10月29日公開「ステキな金縛り」
10月公開「三銃士」
公開時期未定「ハッピーフィート2」
とりあえず旅行行く前に公開中のは全部観たぞー(ハリポタ除く)ナタリー祭りも全部見たぞ(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする