ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

プロコフィエフチクルスその2

2008年12月06日 | 音楽(クラシックとか)
というわけでまたサントリーホールでロンドン響&ゲルギエフのプロコフィエフを聴きにいきました。メインは満を持しての?交響曲5番です!
この日が一番チケット売れているという話でしたが(ロメジュリの日の方が入ってたのかな?)、それでもちらほらと空席はありましたね。
今回はRA席にグレードアップ・・・といってもかなりP席に近い席だったんですが、それでもちょっと横向きになっただけでぜんぜん音響が違いますねー。ソロヴァイオリンもちゃんと聞こえました(汗)安い席売り切れててかえって良かったかも・・・
指揮もちゃんと前から、それも今回は全身見えましたから。ゲルギエフさん、ジャンプもしてたんですね(笑)まあ、たいがいつま先はついていて、完全に宙に浮いた瞬間はなかったと思うけど・・・(笑)
あ、ハープの人、前回後ろから見たらお兄さんかと思ったけど、顔みたらおじさんでした(爆)今回はハープは下手の一番端だったので、金管に耳をふさぐこともなくて済んだようです(笑)編成の都合だろうけど、ハープの人が金管のそばは嫌だって直訴してたんだったりして・・・(笑)
とまあ、P席よりはずっと良かったのですが、それでも弦はちょっと遠い感じに聞こえたし、管もP席よりはずっと良かったけれど、やっぱり向こうの方に音が向かってる感じはありましたね・・・
でも、今回は木管が演奏してる様子も見られて良かったです。音もじっくり聴けたし。
折りしもクラリネット大活躍の曲目だったので、堪能しました。(どの曲もわりとクラリネット活躍してますけど・・・でもクラリネットソナタとか協奏曲は作ってくれなかったんだなあプロコフィエフ)特に交響曲4番が、2楽章を中心に木管をじっくり聴けて良かったなあ。
この日は、ほとんど改訂版しか演奏されない交響曲4番のオリジナル版が生で聴ける、ということで話題だったらしいですが、私には豚に真珠だなあ(汗)CDも改訂版しか持ってない・・・(しかもあまり予習できず・・・)
4番はバレエ曲から採っている主題が多いとかで、わりとメロディアスで聴きやすい交響曲かなあと思いました。前にも書きましたが、2楽章中心に木管アンサンブルがたくさん聴けてよかったです。
中プロはVn.協奏曲2番。前回よりもソロヴァイオリンがしっかり聞こえて(汗)ヴァイオリンの演奏に感動できました。やっはりP席はダメですね・・・
アンコールには、コンマスさんと二人で「2台のヴァイオリンのためのソナタ」の2楽章をやりました。(CD持ってるけど聴いたことなかった・・・(汗))コンマスさんもカッコよかったなあ。
で、メインの5番ですが、これも生で聴くの自体久々だったので、感動したなあ。
1楽章終わったあと、思わず拍手したくなってしまいました。
2楽章は、ちょっとおどけた節回しで、お茶目な印象!?があったのですが、ゲルギエフさんの指揮はとにかく速く速く、で、かわいいというよりもむしろカッコイイ2楽章でした! ゲルギエフさん、指揮の様子を見ていると面白いんだけど(失礼(汗))演奏はスマートな二枚目系だなあ・・・なんて思いました。
4楽章も同じく、カッコイイプロコフィエフ、と思いました!
3楽章は、切ない悲しげなメロディが胸に迫りました。決してベタベタではないんだけど、切ないというか。一方でtuttiになる部分では重厚感に圧倒されました。鳥肌が立ちました。このメリハリが良かったなあ。古典でも思ったけれど。
アンコールは、祈りが届いて(笑)またもやロメジュリから1曲やってくれました。フォーク・ダンスではなくて「仮面」だったけど。でも、チケット買ってないのにロメジュリ2曲も聴けたので幸せです!
しかし、平日夜のクラシックはやっぱりちょっと辛い・・・Vn.協奏曲の終盤ちょっと落ちてました(汗)大好きなプロコフィエフなんでなんとか起きてられたと思いますが、平日はやっぱり難しいなあ・・・
といいつつ、来年読売日響がバルトークのオケコンをやるというのを知ってしまった・・・平日に・・・バルトークなら起きてられるかな(汗)
コメント
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