函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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受信料裁判

2020年07月19日 06時32分30秒 | 暮らし
ばんざぁ〜い!NHKが受信料裁判で敗れた。
ちょっと古いが6月末、東京都内の女性がNHKが映らないテレビを自宅に設置したことを巡り・・・。
受信契約締結の是非を争った裁判で東京地裁は、女性の主張を認めた。

NHKが受信料の裁判で敗訴したのは、これが初のことだそうな。
NHKが映らないテレビは、「イラネッチケー」というフィルターを取り付けたもの。
筑波大学システム情報工学研究科の掛谷英紀准教授の研究室で開発した。

開発のきっかけは、7~8年前のNHKの国会中継。
辻元清美議員(当時:民主党)と中山成彬議員(当時:日本維新の会)が、従軍慰安婦問題で質問。
いずれも誰かがYouTubeにアップロードしたが、なぜかNHKは中山議員の質問だけを削除要請。

加えて今のNHKの放送には、ヤラセや意図的編集等など・・・。
公共放送として問題のある事案が数多く発生中。
こうしたことが続くのは、NHKに公共性を担保するシステムがないからと掛谷准教授は指摘する。

ところで放送法第64条は、受信料契約と受信料をこう規定。
協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信契約をしなければならない。
ところで「イラネッチケー」は、現在5,800円で販売されているが、取り外しができるようにしてはダメだそうな。

そこで掛谷准教授は、絶対に外せないようにするために協力。
外からは触れぬよう、テレビの中に入れ込み。
そしてアクリル板とアルミ箔を重ねた板で、テレビのチューナーと「イラネッチケー」を覆う枠を作り・・・。
その中にエポキシ樹脂を流し込んで固めた。

電波を遮蔽するために樹脂の間にはアルミ箔を重ねる。
そしてその上から更に樹脂で固めた。
例え外そうとしても、テレビが壊れるように加工したそうな。

今は、ホテルから部屋数分の受信料を毟り取るNHK。
そんなNHKの番組が映らないテレビを必要とする時代である。
ホテルには、有料でNHKが写らないテレビ。

掛谷准教授は、そのお金で貧困家庭には無料で配ってあげたいと言う。
将来的には最高裁で勝ち、判決が確定しなければ意味がない、と燃えに燃える。
そして、あくまで技術的協力をしただけですと謙虚な姿勢が、これまた良い!

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