三流メディアの勝ち馬予想が、とても面白い。
他ならぬ7月20日投開票の参議院選のことだ。
20日の投票日まで残すところ、あとわずか。
与党の自民党と公明党への逆風が強まる展開のようだ。
情勢は、更に悪化していると伝え聞く・・・。
メディアや政党が実施した調査では、こんな塩梅とか。
公示前や序盤戦では、自公候補が優勢だった。
ところが、非自公の候補が追い上げ。
あるいは追い抜いたりして落選危機に遭遇。
そんな下克上の選挙区が14も浮上だって。
これまでは、改選定数が2以上の複数区は・・・。
自公の「指定席」だったそうな。
日本維新の会の本拠地である大阪。
ここでは、早くから接戦が予想された。
だが、それ以外は安泰のはずだったと言う。
しかし、埼玉、神奈川、愛知、京都、兵庫、福岡。
ここでは、最終議席争いという展開・・・。
その多くが、「日本人ファースト」を訴える参政党候補。
彼らの支持拡大により戦いの構図が変化したようだ。
1人区については、もっと状況が悪い。
福島や山梨は公示直後から、雲行きが怪しくなって来た。
しかし驚くのは、「保守王国」を誇ってきた県。
栃木、富山、佐賀、熊本で、まさかの大接戦の景色。
奈良は立憲民主党だけでなく、国民民主党や維新も擁立。
野党乱立状態にも関わらず、追い上げられているそうな。
「超」がつく保守王国の群馬や石川、岐阜。
ここでも、自民候補と非自民候補の差。
それが、どんどん縮まっている状態だと言う。
2007年の第1次安倍政権時の「1人区 6勝23敗」。
それに匹敵する歴史的大惨敗も、あり得る展開とか。
漫才劇団「自民党」の石破茂親分。
彼が「必達目標」とした「非改選含め与党で過半数維持」。
これは、もはや絶望的な景色らしい。
まぁ、漫才劇団や宗教政党は、大惨敗した方が良い・・・。