函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

かんぽ不正販売

2019年07月26日 04時42分06秒 | 暮らし
かんぽの不正販売がバレたのは、昨年8月、郵便局員からメディアに届いた一通のメール。
暑中・残暑見舞い用はがき「かもめ~る」の販売ノルマに苦しみ・・・。
自腹で購入する局員がいると訴えたことに端を発する。

こうした現場の実態を報道したら、現役局員からの告発が相次ぐ展開。
そのうちの1人が打ち明けた内容が酷い。
保険のノルマが最もきつく、一部の局員は高齢者を騙して売っている。

メディアが関係者から入手した内部資料は、こんな塩梅。
保険内容を理解できない認知症の高齢者に法外な保険契約を結ばせる事例が列挙。
高齢者の信頼を逆手に取るような保険営業。

民営化後、社員約40万人、約24,000局の郵便局ネットワークを維持するため・・・。
保険等の金融事業に依存する日本郵政グループのいびつな構造が浮上。
過剰なノルマに苦しみ、心を病んだり自殺した局員もいるそうな。

貯蓄型保険は、低金利時代に入って魅力が薄れて・・・。
竹やりで他社と勝負しているような状況。
それなのに、根性論で売って来いと指示。

無謀なインパール作戦と揶揄される始末。
顧客に不利益となる実態が明らかにされても、日本郵政の社長さんは、こんな強気。
法令違反があったとは考えていない!

そして嘘がバレて、慌てふためく日本郵政。
ここにも危機管理のなさが、垣間見えるなぁ・・・。

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