函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

上水道工事不正

2019年02月14日 05時39分55秒 | 自治体
大阪市発注の上水道工事が酷い。
工事に関わったほぼ全ての業者が、不正な利益を得ていた!
工事で道路を掘削後、安全性の高い資材を埋め戻したと伝票上で偽る。
実際には、安価な砕石を埋め戻す不正が横行していた。

慌てた市水道局が、2012年度以降に完成した約1,100件の工事。
それを調査した結果、全体の95%以上で不正を確認。
ほぼ全ての業者が不正を認めているそうな。

市は計約400社を一斉に3か月の指名停止処分にする方針。
市内の水道管の老朽化率は、全国よりも高い。
結果、今後の更新工事等が滞る恐れもあるそうな。

市は03年度以降、水道工事で地面を掘った際の埋め戻し材に・・・。
「改良土」を使うよう設計書に明記。
改良土は、建設工事で出た土に石灰を混ぜて水分を除去。
有害物質が含まれていないかを確認した再生資材だという。

掘削土の状態を調べた上で、安全性が高い改良土を使うルール。
それを改良土の代わりに、業者がコンクリート等を砕いた・・・。
安価な再生砕石を埋める不正の横行だったそうな。

適切な資材を使わない場合は、契約違反となる。
また、安全性の問題も懸念されるという。

市は、改良土と砕石の差額が算出しにくい等を理由に・・・。
業者への損害賠償請求は見送るらしい。
でもねぇ、これって立派な詐欺事件じゃないの?

おまけに不正に関する情報は、一部の市職員が把握しながら放置。
そんな実態も明らかになっているという。
これは刑法上の不作為犯で行政の怠慢は、税金の無駄遣いそのもの。

仕事をしない職員に給料を払い、嘘の工事に工事費を支払う馬鹿さ加減。
ここにも「痴呆自治体」と呼ぶに相応わしい景色が垣間見えるなぁ。
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