函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

カイロ大学(その2)

2024年05月18日 05時44分06秒 | 政治

しかし、百合子は「亡命枠」ではない。

ムハンマド・アブデル・カーデル・ハーテム。

ナセル側近で情報相を務めた者の「特別枠」。

エジプトの国策に都合のいいエージェントのようだ。

それを育成するため、非アラブ国出身者を優遇する枠。

そしてハーテム枠は、更に二つに分かれるんだって。

インテリジェンス枠とインフォメーション枠。

インテリジェンスは、他国で諜報活動を行い世論を操作。

親エジプト国家を形成したり、敵国を不利な状況に陥らせる。

インフォメーション枠は、いわゆる戦略広報。

例えば、73年の第4次中東戦争。

エジプトは、イスラエル軍の不意を突いた奇襲攻撃を仕掛けた。

その大義を世界に知らしめなければ意味がない・・・。

情報(インフォメーション)相のハーテムは、こう対応。

欧米のマスコミをメディアツアーの名目で戦地候補地に事前招待。

現場で情報操作しながら報じさせた・・・。

アラブ世界の「プロパガンダの父」とも呼ばれているという。

そして百合子の役割は、こんな塩梅。

一つは、カイロ大学の偉大さを証明すること・・・。

カイロ大学の卒業生でノーベル賞を取った者。

これは、3人居るが全員エジプト人。

海外で首脳に就任した者も居るが、やはりアラブ人。

カイロ大学を卒業した先進国の要人は、百合子1人のみ。

そして公式ホームページでも、こんな調子だ。

カイロ大学は、日本の元防衛大臣である小池都知事の輩出に成功❣️

カイロ大学宣伝のため、極めて重要な存在のようだ。(続く)


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