函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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密室政治は絶好調

2020年09月07日 04時53分31秒 | 政治
晋三の後継者は、自民党総裁選の投票前に菅義偉に決定の景色。
晋三が辞任を発表する数カ月前から、既に自民党の重鎮の間で駆け引きが始まっていたんだって?
これじゃ、出来レースそのものだなぁ。

表向き9月14日の総裁選は、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長の3人が戦う構図。
しかし晋三をずっと支えてきた菅は、出馬を正式表明する前から・・・。
党内7派閥のうち、5派から支持を得ていたんだとか。

ところで次期首相の最有力に浮上するまでの一連の動きは、こうらしい。
総裁選びが政策論争よりも派閥の力関係、議員と議員の人間関係。
更には、党の資金を握る実力者との繋がりで決まるという。

何事も「密室」で決める政治が、美しい国の良いところ?でもあり、今も生きているとか。
ところで自由民主党は、長く派閥政治に支配されていたのは、周知の事実。
派閥の領袖は、選挙資金を集めて配下の議員に分配し選挙を支援。

そうして確保した数の力で、派閥内から党の総裁を送り出す仕組み。
83歳になる亀井静香が20年前、自民党の政調会長だった時に、こう言ったらしい。
政策論争は、党首を決めることとは関係ない!

小渕恵三首相が脳梗塞で倒れた後・・・。
ホテルの1室に集まった自民党の重鎮5人のうちの1人。
5人は、その部屋の中にいた森喜朗幹事長を次の総裁とした・・・。

党内や閣僚ポストの配分、総裁選の勝敗を決める上で、派閥の領袖は今も重要な役割を果たしているそうな。
それだもの81歳の二階俊博老害幹事長が頑張る訳だ!
党内での影響力は絶大で、選挙制度改革前は各派閥の領袖が決めていた選挙資金の配分。
それを幹事長が一手に引き受けている現実。

菅とグルになって、短期間でポスト安倍は菅という流れを作った二階の爺様。
官房機密費をどれだけ使っているんだろうか?とても気になるねぇ・・・。
これで幹事長職にとどまる可能性が極めて大と来た。

かくして、密室政治は絶好調でお花畑。
結果、美しい国の密室政治は、永遠に不滅となる次第デスね。

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