テレビ改革とエコポイント

望んだ訳ではないのに、テレビ改革の荒波に揉まれ・・・。
国の強引な方針のおかげで、アナログ放送は２０１１年７月で終了。
頭ごなしのテレビ改革も困ったモンだ・・・。

量販店では、地上デジタルテレビの販売も賑やかで・・・。
一方、アナグロテレビ画面に表示される「アナログ」の文字・・・。
妙に嫌みっぽいのが小憎たらしい。

しかし、２０１１年７月以降でも、アナログテレビでも視聴は可能だ。
地上デジタル放送を受信するため簡易チューナーがあればいい。
このチュナー価格は、５，０００円以下とか・・・。

ただし、ハイビジョン映像などは受信できない。
画質も現行のアナログと同等の画質。
おまけにアナログテレビ１台につき、簡易チューナーも１台必要。

こんな最中に、地上デジタルテレビ普及を後押しするエコポイント制度が登場した。
省エネ家電の普及促進のための「エコポイント」なる制度。
環境省、経済産業省、総務省は、力を込めるが・・・。

０９年度補正予算の成立を待たずしてのこの施策。
底意は見え見え・・・早い話が、３，０００億円もの税金を投入しての選挙対策。
企業は、政治献金をどれくらい積んだのだろうか？

５月１５日以降に購入した製品を対象に「エコポイント」を付与する。
対象製品の購入者は、保証書や領収書、家電リサイクル券の控えを保管。
そして、夏ごろには、そのポイントが還元になる見込み。

３省の共同プロジェクトチームが、今になって最後の詰め・・・だとか。
消費者の購買意欲をそそることは、結構なのだが・・・。
商品を購入させておきながら、エコポイント制度は急きょ中止？・・・。

そんな国製版「振り込め詐欺」だけは、ご免こうむりたい。