中古車のメーター巻き戻し

まだ、ユーザーを馬鹿にしたような商売がまかり通っている。
中古車の総走行距離メーターを不正に巻き戻し。
そして車両価格を高く売る詐欺商法だ・・・。

ひと昔前なら、中古車のメーターを巻き戻して売るのは、常だったはず。
最近も不正がまかり通り、業を煮やした国土交通省は防止対策を講じたが・・・。
それをすり抜ける手口が広がっているというから驚く。

走行距離は、車検時に車検証に記載される。
ところが、過去2回の記録しか残らないのを悪用。
書類上から巻き戻しの形跡を消す手口。

今は総走行距離を示すメーターの数値は、変更できない仕組み。
ところが、特殊な機器を使えばメーターが・・・。
アナログでもデジタルでも巻き戻しが可能だという。

なんじゃ、こりゃ？？
そして国土交通省は、この悪質な手口に対抗して対策を講じる。
過去の車検時に記録された最大走行距離の追加記載を義務化。

こうすることによって、何度車検を受けても走行距離の最大値は消えない。
ということで購入者は、不自然な記録に気づきやすいメリット。
悪質業者は、自らの首を自ら締める結果に直面。

これも自業自得であろう・・・。