函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

地震と原発

2008年05月01日 06時46分49秒 | 自然・環境
29日午後2時26分ころ、函館地方で地震があった。
札幌管区気象台の発表によると、青森県東方沖を震源とする地震。
函館市と青森県むつ市などで震度4を観測した。
震源の深さは、約60キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・5と推定。

いや~、結構な揺れだった・・・。
近所のおばさんは、ベランダを開けて今にも逃げ出す態勢で準備OK。

ふと頭をよぎったのが、青森県大間町に建設予定の大間原子力発電所のこと。
津軽海峡を挟んで函館から18Kmしか離れていない。

まもなく、怖いプルサーマル計画が・・・。
使われる燃料が、使用済み核燃料を再処理して製造するプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料。
全炉心で使うらしく、なんと「フルMOX」という世界初の試みだそうな。
MOX燃料を使う場合、中性子を吸収して核分裂を止める制御棒の機能が低下することも分かっているらしい。
電源開発は、中性子を吸収しやすい制御棒を使い、安全設備も改良する、という。
国の安全審査も合格しており、手続き上は問題がない、としている。
専門的なことは知らないが、機能が低下するのを承知で未知の原発を動かすことに不安は増幅するな。

出力は約138万KWで国内最大。
あまつさえ作られた電気は、東京電力の送電線を通じて首都圏に送られる。
要は、首都圏のために地方は、危険と背中合わせの原発を押しつけられるということか?
送電コストを考えれば、いっそのこと首都圏に原発を作ればいいのに、そうはしない。
そして原発にYesの自治体には、多額の補助金をプレゼント・・・。
この辺が良く理解できないのだが、財政逼迫の自治体は、原発受入れOKの絵を描く。

大間原発は、フルMOXによる巨大原発デッせ!
予期しない大事故が、口を大きく開けて待ち構えているような気がしてならない。
新潟県下の東京電力柏崎刈羽原発に事故調査結果も、未決着というのに・・・。
地震・雷・火事・オヤジなどの怖さのたぐいではない。
またまた、原発の大事故が起きてから、想定外・・・などという安易な言葉で済ますのだろうか。

大間原発の事故では、函館市も瞬時に消滅、北海道沈没・・・想像しただけでも怖い~。
風力などのエコーエネルギーに切り替える頭や心を持てないものなのだろうか・・・?

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