函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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五輪ビジネス

2020年03月29日 04時24分33秒 | オヤジのつぶやき
新型コロナウイルスの活躍で開催の東京五輪が延期になった。
強気の答弁を続けて来た、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長。
実はIOCは、絶対に中止は避けたい背景があるそうな。

最も恐れているのは、五輪は中止になるリスク。
そんな理由で立候補する都市がなくなることだそうな。
五輪は近年、ただでさえ巨額の経費がかかる。

それが理由で敬遠され、招致熱は冷めているらしい。
住民投票を越えられずに断念する都市が相次ぐとか。
そこでIOCは作戦を変更し、五輪憲章を改訂して選考手続きを柔軟にした。

節約路線を推奨し、都市の気を引こうと必死なんだって!
夏季五輪は2024年パリ、28年ロサンゼルス(米)までは決定。
しかし、仮に延期した東京が中止になれば、招致熱は一層冷え込むことが必至。

ところで米NBCに頼る放送権料は莫大らしいねぇ。
IOCは大会で得られる収入を元手に、各競技の国際連盟(IF)。
はたまた206カ国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)などの「オリンピック・ファミリー」。
それを財政的に支えているんだって。

結果IOCは、「金のなる木」で潤う。
委員たちが五つ星ホテルに泊まって「五輪貴族」のように振る舞う景色??
IOCの13~16年の収入は57億ドル(約6270億円)。

そのうちの73%を放送権収入が占める。
放送権収入の多くを米NBCに頼っているために・・・。
米国東部時間のゴールデンタイムに米国で人気の決勝種目を行う配慮をするほどという。

そして、IOCは収入の9割をIFなどに渡している。
この分配金が、特に五輪以外ではなかなか注目されない。
だから、自力でのスポンサー集めが難しい競技の団体には、貴重な運営資金となる。

大会中止なら、放送権料が入らない危機に陥る。
ということで東京五輪の入場券は、返金しない仕組み。
かくして五輪は、スポーツに藉口したビジネスでしかない・・・。

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