函館発「団塊オヤジの独り言」

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深刻な紅麹問題(その2)

2024年04月05日 05時40分10秒 | オヤジのつぶやき

ところでトクホは、1件ずつ審査して国が許可する。

一方の機能性表示食品は、届け出だけで国の審査はなし。

許可の際に人間に投与した臨床試験が必要なトクホとは異なる。

含有成分に関する既存の研究を纏めた文献評価でもOK

ほぼノーチェックで、商品に効果や効能等を記載できるようにした。

この「手軽さ」が、企業には魅力で機能性表示食品は急成長。

市場規模は、18年からの5年間で3倍超。

ナント、6,865億円に膨れ上がったらしい。

こりゃ、「消費者の利益」より「企業の利益」を最優先。

国民の健康よりも経済重視の発想。

それがもたらした人災だろう、と指摘されているなぁ。

遂に開始10年目で恐れていた事態。

それが現実となって華麗に登場だ・・・。

当時は、TPP等の自由貿易協定。

それに加えて、国内の規制緩和を強力に推進。

米国が年次改革要望書や外国貿易障壁報告書で・・・。

栄養補助食品の自由化・販売規制の緩和。

これを一貫して求めてきた影響もあるようだ。

とまれ、企業から政治屋たちへのお小遣いの倍増?

これも見逃すことは、出来ないだろうなぁ。

いま晋三は、寂光土からどんな気持ちで・・・。

美しい国の危機を眺めているのだろうかねぇ?


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