函館発「団塊オヤジの独り言」

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5派のパペット

2020年09月09日 04時54分31秒 | 政治
派閥に属さない菅義偉官房長官。
そんな男を自民党の5派閥が、こぞって担ぎ出す景色にうんざり。
今回の総裁選は、露骨な派閥政治の復活とまで言われ始めた。

過日、菅支持をアピールした細田、麻生、竹下の3派会長の共同会見が行われたが・・・。
この会見に「菅優勢」の流れを作った二階俊博幹事長率いる二階派は呼ばれなかった。
要は、次期政権発足を視野に入れた派閥間のさや当てとまで言われる。

国会内で開かれた3派会見の席上。
麻生派会長のアッソーは他の2派が同席していない点を問われたら・・・。
木で鼻をくくったように答えたそうな。

二階派と石原派は、既に菅支持を表明されている。
だから(2日に支持を決定した)3派。
主導権を争っているのではない!とまで言い切る白々しさ。

共同会見の発案は麻生派。
菅陣営が走り出す上で、うちらが党内主流派で、反主流派じゃない。
一発、けん制しておきたい思惑から、露骨な二階派外しを仕掛けたとか。

これには、さすがの二階爺様も相当に怒っているようだ。
おまけに、二階派幹部は「そんなばかなことがあるか!」と吠えまくるが後の始末。

とまれ、二階派もこの日朝、所属議員45人の署名を添えて菅に出馬を直接要請。
そんな場面を作り、主流派を演出。
ということで各派閥各様、けん制し合って菅により多くの恩を売ろうとする駆け引き劇。

その延長線には、次期政権下での人事厚遇期待が見え隠れ。
晋三を頂点とする官邸主導の「安倍1強」が幕を下ろす今・・・。
派閥の権力闘争が息を吹き返しつつある景色に激変。

それにしても、菅も気の毒な男だなぁ。
これからは、5派の顔色を窺いながらの政治運営か?
これじゃ、5派のパペット、操り人形そのものだなぁ・・・。

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