敬老の日に思う

9月21日は、「敬老の日」・・・しかし、さっぱり嬉しくない。

そして総務省は、そんな日に合わせて高齢者の推計人口を発表。
それによると、9月15日時点の65歳以上の人口は、3,384万人。
総人口に占める割合で26.7％、過去最多だそうな。

また80歳以上は、1,002万人で前年比38万人増。
こちらの総人口比率は7.9％。
初めて1,000万人を超えたとか・・・結構なことだ。

更に高齢者の生活実態調査では、こんな塩梅。
2014年の65歳以上の就業者数は、681万人で前年比45万人増。
国は、11年連続で増加と喜んでいるようだ。

65～69歳では男性の50.5％、女性の30.5％が就業。
それが何を意味しているのか、政治屋たちは知っているのだろうか？
そんな思いで新聞記事を読んでいたら・・・。
この記事の下には、こんなニュースが掲載。

「次世代の党」の党首が、自民党に復党の意向。
その理由が、「残された政治生命を自民党で終えたい。」、だって。
なんじゃこりゃ？なに考えてんの？この党首。

この方は、2005年の郵政民営化に反対して自民党を離党。
その後「たちあがれ日本」「日本維新の会」を経て、「次世代の党」の党首に就任。
それが今月末で党首を退くそうな。

開いた口が塞がらないとは、まさにこのこと。
やはり政治屋は、自分の暮らしを守るのが一番！のようだ。
渡り鳥よろしく、あっちにふらふら、こっちにフラフラ。

信念・理念も見えず、政治劇場に出勤する姿がいじらしい。
この方も、高齢者の就業実態数にプラス1名なのか？
それにしても政治屋諸君！に聞きたい・・・。

高齢者の納税で生活できる気分は、どうだい？