ほっじすの週休2日制ブログ

通称『ほっじす』の日記&コラムです。時事ネタや「越谷グレイツ」内での話題を中心に投稿します。土日祝は野球の為、休載です!

てつのはなし

2014-09-25 | ささやき
9月25日(木)のち#2491


地元沿線の東武スカイツリーライン。

直通する東京メトロ日比谷線。

前にも当ブログにちらっと書いたことあるのだが、日比谷線と東急東横線との直通が無くなって、建設当初、今からもう50年前になるらしいが、東急側の強い要望で設定された1両18m3扉の車両が、とてもとても邪魔くさくなってきたようだ。

東急電鉄も実は、この18m車が邪魔くさくなって直通をやめたのもあると思う。

なぜ邪魔くさいのか?

それは、安全の面から鉄道会社はホームドアの設置が課題となっているから。

1両の長さが20m4扉車と18m3扉車が混在していると、当然ながらドアの位置もずれる。

これに対応させるホームドアの開発はされてはいるものの、費用面であったり、メンテナンス面であったり、問題が多いのだろう。

それで東急は、新都心線(20m4扉車)の直通を機に、日比谷線との直通をやめて、同じ規格の車両を走らせ(って既に東急も20m4扉車が主流なんだけど)、ホームドアの設置を進めている…もう完了しているのかな?


「なんだよ~、東急がどうしても18m車だって言うから、当時関東の私鉄でもいち早く20m通勤車両を走らせていた東武も折れて18m走らせたのに」と、東武鉄道関係者のボヤキも聞こえてきそうだが、今、実際に直通車両は18m3扉車。一部、前後の2両ずつが5扉になっている編成もあるが、これも3扉ゆえの乗降時の混雑を解消するために扉を増設したもので、車両の長さは変わらない。

なので東武線にホームドアを導入するのは、非常に難しいと思っていた。


さて、ここからが本題。

数か月前に、東京メトロと東武鉄道両社の名義で、「日比谷線に新車両投入」のニュースが出た。

再来年から順次、両社が共同開発する20m4扉車に入れ替えていくそうだ。

これね、実はほっじすが長年、日比谷線を利用していてずっと思っていたこと。

地下鉄なので、ホームの延長などは簡単に出来ないだろう。

なので停車させられる1編成の長さも決まってくる。

今、18m×8両編成で144m。

20m車を8両編成だと160mだから、恐らくホームが足りないだろう。

ならば7両編成にして140mで短くなるけど、各車両に4扉ある分、立てるスペースも増えると思う。

定員はそう変わらないはず。

扉数も、3×8なら24。

4×7なら28。

5扉車には負けるけど、全編成がこの扉数なら乗降時の混雑緩和も5扉車とほぼ変わらないだろう。

そんな理由から、20m4扉車の7両編成にすればいいのに、と思っていた。

今回の両社からの発表は、まさにそれだった!


日比谷線は、建設費を安く済ませるためか、天井も低い。

その低さで20m車となると、結構不格好になるのかな。

でも、ホームドアが設置出来るようになって、安全度が高まるならそれは利用者にとってメリットだからね。

ホームからの飛び降りや接触などで、電車が停まってしまうイラつきも少なくなるだろう。


というわけで。

8両編成から7両編成に「減らされる!」って怒らないでね。

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