ほっじすの週休2日制ブログ

通称『ほっじす』の日記&コラムです。時事ネタや「越谷グレイツ」内での話題を中心に投稿します。土日祝は野球の為、休載です!

フッカツ

2014-09-18 | ささやき
9月18日(木)#2487


先日、当ブログに野球の試合中にケガをしてしまい、せっかくレギュラーを掴みかけていたのに、新人戦に出場できなくなってしまった少年の話を書いた。

その続報。

今週に入って、ようやく固定を外せて自由に動かしていいと許可が出たという。

全治3週間との診断だったが、さすがに若い人は治りが早いと、医師も唸ったそうだ。


これまでの2週間、仲間が練習や試合をする姿を同じプレーヤーとしてではなく、全く違う角度から見たのは、その少年にとってきっと初めての経験だっただろう。

ここが分岐点。

「あ~あ、雑用ばっかでつまんね~な」

「どうせ自分は出来ないから興味ね~な」

と、子どもらしい考えで、早く復帰したいという気持ちを大きくしたのか?

「あれ、これまでプレーしてると気付かなかったけど、監督・コーチが言ってることってこういう意味か!」

「あそこをこうしたらもう少し上手くいくんじゃね~かな?」

「あいつはここがいいところなのかぁ」

と、今までとは違った視野で脳を働かせることをしたか?


どっちがいいとか、こうしなくちゃいけないなんてない。

分らない。

でも、やれない時間をどう過ごしたか?は必ず今後の結果に出るだろう。


治って復帰して、休んだ分、マイナスから始まる選手もいれば、元々のポテンシャルでアドバンテージを目減りさせて戻る選手もいるし、考え方が一段階成長してスポンジ状態、何でも吸収できる状態から始まる選手もいると思う。

もしかしたら、その間に考えたことを実行してみたら意外にサクッと出来ちゃった、なんて選手もいるかも知れない。


この少年は、それまで頑張ってきたので、突き抜けるキッカケになって欲しいなぁと願っている…