「裁判をしない裁判官」は気が付いていないかも知れないが、既に局面は大きく変わっている。
「差別されている」と訴えられる前は「私は知らなかった」などと組織的「過失」論に逃げる事もできようが、訴えられた後は「故意」または少なくとも「重過失」による公務員の個人責任を問われる事になろう。
また、人事担当の公務員は、差別の張本人と名指しされて、裁判になれば証人尋問を受ける覚悟を要する。その時点でいかなる高位高官に付いていようと、判断をした張本人である以上は逃げられない。大丈夫なのだろうか。
goo blog お知らせ
プロフィール
-
- 自己紹介
- 愛知県で弁護士16年の後、裁判官に。東京高裁2年、東京地裁2年、さいたま地家裁川越支部人訴係3年、横浜地裁交通部4年、大分地裁部総括3年、大阪高裁3年、名古屋高裁1年。
2021年4月から津地裁部総括
最新記事
カテゴリー
最新コメント
カレンダー
バックナンバー
ブックマーク
- goo
- 最初はgoo