弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

故意による差別 問われる覚悟 あるのか? 人事担当官

2024年06月02日 18時22分23秒 | 講演

「裁判をしない裁判官」は気が付いていないかも知れないが、既に局面は大きく変わっている。
「差別されている」と訴えられる前は「私は知らなかった」などと組織的「過失」論に逃げる事もできようが、訴えられた後は「故意」または少なくとも「重過失」による公務員の個人責任を問われる事になろう。
また、人事担当の公務員は、差別の張本人と名指しされて、裁判になれば証人尋問を受ける覚悟を要する。その時点でいかなる高位高官に付いていようと、判断をした張本人である以上は逃げられない。大丈夫なのだろうか。